とんびのノート

誰かのお役に立てれば嬉しいです。 ビジネスや投資についても書くことがあります。

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最近の記事

10年前の浪人

浪人するか迷ったあの時 10年前、私は初めての大学受験を経験し、すべての大学から不合格通知を受け取った。 思い返せば現役時代、将来についてちゃんと自分と向き合って大学受験を決意したわけではなかったように思う。 自分の意思が分からないまま周りに流されて受験したため、勉強にも身が入らず、実力もないのに周りの人間のレベルと同じようなところを受けて、見事に散った。 今、社会人として自分でお金を稼ぐようになって、親には申し訳ないことをしたとつくづく思う。 受験した人なら知ってい

    • 株式投資の基本知識②純利益

      ※有料で設定していますが全文無料でお読みいただけます(ジュース代くらいは出してあげてもいいよという方は応援していただけると嬉しいです) 前回のPERに引き続き、株式投資の基本その2-純利益編-です。 前回のPER編はこちら↓↓ 1.なぜ純利益か株初心者でも会社において最も重要なことは利益だということはわかると思います。 利益には、粗利、営業利益、経常利益、純利益などいくつか種類がありますが、どれを見るべきなのか最初は分からない人も多いのではないでしょうか? 当然本来は

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      • 株式投資の基本知識①PER

        ※有料で設定していますが全文無料でお読みいただけます(ジュース代くらいは出してあげてもいいよという方は応援していただけると嬉しいです) 新NISAの開始もあって、株式投資が流行っているということで、株式投資に関する基本知識を端的にまとめていこうと思います。 最低限これは見ておこうねというものからやっていきます。 今回はPER(Price Earnings Ratio)です。 1.定義定義は簡単です。 $${PER=\frac{時価総額}{純利益}=\frac{株価}

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        • 新NISAについて考える(積立投資枠編)

          ※有料記事に設定していますが全文無料でお読みいただけます。知識として100円の価値くらいはあったかなという方は応援して頂けると嬉しいです(50円で設定しようと思ったのですが100円が設定できる最小だったので・・) 今年から新NISAが始まっているわけですが、まあ何に投資するか悩みますよね。 おそらく大多数の人は、S&P500か全世界株式ことオルカンのどちらかにまで選択肢を絞っているのではないでしょうか? そんなわけで今回は「S&P500 vs オルカン」について、私の考

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          東大卒と働いて分かった東大生の特徴3選

          あけましておめでとうございます。 昨年は非常に不安定な世の中でしたが、無事に2023年を迎えられてよかったです。 不安定といえば、この時期は高校三年生や浪人生にとっては非常に不安定な精神状態になりやすく、つい即効性のありそうなものに手を出したくなってしまう時期です。 また高校二年生にとってはどのように勉強していこうか考える時期だと思います。 そこで昨年1年間、東大卒まみれの化け物じみたプロジェクトで働いて分かった東大生が東大生たるゆえんの中で、私が気が付いたものを紹介

          東大卒と働いて分かった東大生の特徴3選

          生き急いで生き遅れた話

          私は今年27歳になりました。 同級生たちの結婚ラッシュが始まるくらいの年齢です。 最近になって、私はこれまで生き急いでしまったような気がし、そしてそれによって生き遅れてしまったような感覚に襲われることが多くあります。 1.生き急いだ話 まずは生き急いだ話についてです。 私は25歳までに結婚して、30歳までに子供は3人預かって・・というように考えていました。 昨今の世間的には早い部類に入ると思いますが、私の地元ではこれくらいの感覚の人が多かったので私もその感覚で生き

          生き急いで生き遅れた話

          学歴を買うという視点で考えてみる。

          この時期、何かと話題になるひとつに塾代があります。 勉強することは世の中のためにも、本人の豊かさを広げるためにもいいことだと個人的には思います。 今回は、そんなことは度外視し、金銭的な豊かさという観点に絞って受験について考えてみたいと思います。 ※全部雑に調べているので、細かいことは考えないでください。 1.予備校代大学受験をするとなったら、予備校に行くと思います。(その時期から行く必要があるのかということは置いておいて)進学校に通う人の多くは、大体1年間通うことにな

          学歴を買うという視点で考えてみる。

          人生は難しい。

          今年26歳になったが、人生で一番悩んでいる時期かもしれない。 いや、普通の悩みとは少し違っていて、特定の何かに対する悩みがあるのではない。 どちらかというと、漠然とした不安感のようなものがあると言った方が正しいのかもしれない。 仕事。 仕事をしているといずれは感じることなのだと思うが、正直言って先が見えてしまったような感覚がある。 学生の時のように、無限の可能性を感じながら勉強したり、自己研鑽したりすることが減ってしまったように思う。正直言って今は少し苦しいような思

          人生は難しい。

          生きるって何だろう

          生きるって何なのでしょうか。 逆に言えば、死ぬというのは何なのでしょうか。 生あるものは必ず死ぬというのは、宇宙の理のようなもので、早い遅いは様々でありますが、必ずこの法則に従っています。 あるいは、くつがえせることなのかもしれませんが、それを実現した者はいません。 生と死の境目は、とても不思議です。 化学的な構成要素は、生と死の瞬間で何も変わっていないはずなのに、生死は明確に区分されています。 そもそも、本当に生命活動を停止しているといえるのでしょうか。 こち

          生きるって何だろう

          仕事を無理して頑張ったことに対して思うこと。

          私は新卒でコンサルティング業界に入社し、そこで働いていました。 コンサルティング業界というのは、基本的には噂通りの激務でして、私の会社も例外ではありませんでした。 しかし、世の中で聞くような、ある意味普通の人たちが想像するような、ブラック企業とは少し様子が違います。 どういうことかというと、一言でいえば「強制はされていない」のです。 もっとも、そのようには促されます。 コンサルティング業界は、基本的に成果が尊重されます。これは、成果を上げたからすごいというようなもの

          仕事を無理して頑張ったことに対して思うこと。

          仕事辞めたい①

          仕事を辞めたいと思うことはしばしばあるように思います。 そして、それは常に同じやめた差なのではなく、いろいろなやめたさが存在しています。 最近感じているやめたさは、現在の会社を辞めたいということではなく、仕事そのものを辞めてしまいたいというものです。 仕事というものは、程度に多少の差はあれ、基本的には同じことの繰り返しです。 私はコンサルタントの仕事をしており、この仕事は比較的繰り返しの少ないものに類します。それでも、やっていることは、クライアントによりよい行動を提供

          仕事辞めたい①

          球児たちの思い出の味

          野球というスポーツは何故かとても過酷なスポーツです。 冬は意味がわからないほど走らされ、身体はかなり温まっているのに、顔に触れる空気はとても冷たいという不思議な感触を体験します。(マラソン大会をしたことがある人は、あれが一日中続き、しかも毎日行われるということを想像していただければなと思います) 毎日毎日ツラさを感じながら日々を送るのですが、そんな傷を癒やしてくれるイベントが時折やってきます。 豚汁です。 マネージャー達が練習の後で作ってくれてですね これを紙コップ

          球児たちの思い出の味

          プロとノンプロの違い

          ふと、プロとノンプロの違いは何だろうと考えていた。 言葉の定義上の話ではなく、いわゆる皆が想像するプロフェッショナルとノンプロフェッショナルの違いのことなのだけど、皆さんはどういう違いがあると考えるだろうか? 精神的な面ももちろんある。だけど、これはそこらじゅうで議論されていて、今更何を言おうと大した進展はなさそうだということで、技術面にフォーカスしてみる。 技術面におけるプロとノンプロの違いは実はあまり抽象的に議論されていない(と調べていて思った)。 これは考えてみ

          プロとノンプロの違い

          もう戻れない過去の思いに

          夢だったこと、好きだったあの人、目指していた目標。 もう戻らない思いを抱えて私達は生きている。 たった1つの、今思えば大したことのないかもしれない目標にすべてを費やした12年。叶わなかった思いを目の当たりにしたあの時の自分は、何を思い、どう受け入れたのだろうか。受け入れたことだけは覚えている。 好きだったあの子に結局何も伝えられず、儚さだけが残って卒業した時もあった。窓の外を見ているあの子の黒髪が風で微かに揺れる。その光景は不思議と私の心を熱くした。あの時のような純粋な

          もう戻れない過去の思いに

          理不尽な世の中で

          世の中は理不尽で満ちています。 振り返ってみれば私の人生も理不尽に満ちていたと思います。 若い時、特に学生の時の理不尽な経験というのはそれはひどいものでした。 このおかげで大人になってからは、大抵の理不尽に適応することができました。しかし、それは良かったのでしょうか? 人はどうしても自分の経験を美化してしまいがちです。 私は若い時の理不尽を良い経験だったと思っていますが、それは過ぎたことだからです。もう一度体験しろと言われたら間違いなく拒否します。 辛い思いをでき

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          借金について

          入社した頃、上司にちょっとしたお酒の勢いで「うち借金まみれなんすよね」と漏らしたことがある。 私はその時の上司の言葉が今でも忘れられないのだ。 「借金と言ってもローンと奨学金ぐらいでしょ?」 衝撃的だった。それが普通の感覚なのかと。 実際のところ普通の感覚というのがどれくらいのものかよくわからない。私は裕福な家庭に生まれたわけではなかったものの、私大の理系学部を卒業し、弟も私大の文系学部を卒業した。ちなみにこれだけで借金(奨学金)が1000万になる。 家を買うのに3

          借金について