生きるって何だろう
生きるって何なのでしょうか。
逆に言えば、死ぬというのは何なのでしょうか。
生あるものは必ず死ぬというのは、宇宙の理のようなもので、早い遅いは様々でありますが、必ずこの法則に従っています。
あるいは、くつがえせることなのかもしれませんが、それを実現した者はいません。
生と死の境目は、とても不思議です。
化学的な構成要素は、生と死の瞬間で何も変わっていないはずなのに、生死は明確に区分されています。
そもそも、本当に生命活動を停止しているといえるのでしょうか。
こちらが観測できていないだけで、向こうはまだ何かを感じているかもしれません。
生き物、少なくとも人間は、認識しているものしか認識することができません。
当たり前のことを言っていますが、例えば、目が見えない人は光を認識していませんし、耳の聞こえない人は音を認識していません。
そこに存在しているのにもかかわらずです。
五体満足の人は、錯覚してしまいがちですが、この世には、認識していないだけのものが溢れています。
もしかしたら、生命というのが、それにあたるかもしれません。
私たちは、生命の強い部分しか認識できていないのかもしれません。
我々は様々なものを定義しますが、それが必ず "well define" であるとは限りません。
「生きている」も、もしかしたら well define ではないのかもしれません。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?