標準化が起きることでブロックチェーンは普及するのか?
ブロックチェーン分野でも標準化に関する議論は少しづつ進みつつあります。
その中でもいくつかの動きを紹介したいと思います。
中国人民銀行 (PBoC)は金融分野での産業の標準化に関する議論をブロックチェーンを含めて17のカテゴリーで進めていく予定です。
クラウドコンピューティングや人工知能など新たな規制などを進めていく際に必要になる要素を検討しています。
これまで金融分野では特定の基準が決まっていなかったため、新しい仕組みを作っていく上で必要な要素を固めていきたい考えです。
銀行分野ではビジネスやオペレーションを加速させていく動きが徐々に広がり始めています。
法的な標準化の議論は取引などが広がっていく上で非常に重要になるため今後さらに進んでいく予定です。
デロイトの調査によると、いくつかの銀行では2019年に向けてこれまでコストセンターであった企業向けのサービスを収益性のある取り組みに変えていく予定です。
ナスダックが提供するスマートマーケットソリューションなどは取引所と政府含め65のマーケットで活用され取引分析などでの活用が行われています。
ワイオミング州では2020年に向けて13の新規法律と8の新たな提案が検討されており、仮想通貨やブロックチェーンに関する規制も含まれます。
ここでは包括的に制度設計が考えられており、オープンソースのシステムなどユーザーがアプリケーションを設計できるような仕組みも考えられています。
サービスプロバイダー4社と、技術企業3社が連携して、複数の地域で連携したブロックチェーンサービスの実証実験をスタートする予定です。
API連携などを通じてリアルタイムでの取引記録やサービス連携など様々な形での標準的な取り組みを設計していく予定です。
標準化の議論は少しずつ進みつつあり、今後の展開にも注目です。
コラボゲートではブロックチェーンとビジネスの研究会、新規メンバーを募っています!気になった点は気軽にコメント、ソーシャルでご連絡お待ちしております!
ブロックチェーン技術は世界中の人たちが注目している新しいビジネスのタネの一つです!気になったら気軽にメッセージください!