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オートテックとブロックチェーンが融合する世界とは?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは5月15日に新しいデータエコノミーというテーマでシンガポールのスタートアップと共同でイベントを行います!是非ご参加ください!

今回は車業界でのブロックチェーン活用と、データを元にしたインセンティブ設計の話です。

ジャガーとランドローバーは共同で、車の所有者向けの新しいインセンティブモデルの開発を行っています。これは、ユーザー自身が交通状況や事故、渋滞状況を各地域の管轄署に送る事で、リターンとしてIOTAというブロックチェーン団体が発行しているトークンがもらえるものです。

“Smart Wallet”という技術を活用して、もらったトークンを珈琲を購入することに活用したり、駐車料金の支払いなどに充てることができるようになります。これはユーザーからすると非常に便利な設計を考えているので、ユーザー自身がデータを提供するという観点で非常に重要です。

オートテックは各パーツで様々なスタートアップやビジネスが誕生し始めている分野です。CB insightの調べから自動運転は複数の技術の組み合わせによって外部の状況を確認することになるので、技術同士の組み合わせを行っていくことが今後は求められるようになります。オートテックはビジネス展開を考える上でもブロックチェーンのような視点が重要な分野の一つです。

ネバダ大学とリノ州、Intelligent mobility initiativeは共同でブロックチェーン技術を活用した繋がる自動車プロジェクト研究をスタートしています。車同士のデータの共有は重要なポイントで、Lidarと呼ばれる双方向の無線通信技術(DSRC)を活用して実験を進めていきます。

今回の実験では安全性の基準の改善と自動運転車の環境を改善することを一つのメインとしており、IoTセンサーを活用したデータの収集なども合わせて行う予定です。

Fusion FoundationとAutomotive eXchange Platform (AXP)は協力して自動車の二次流通マーケットの保険分野でのブロックチェーン活用を現在アメリカで進めています。現在の保険市場では大幅なロスが詐欺車両や情報の取得漏れによって発生しています。

オート産業は過去何年も透明性の低さと情報が金融サポートまでの不正確な問題もあり、今後ガバナンスの仕組みを強化していく上でも監査レコードを適切に記録していくことが求められています。

オート業界は技術の活用領域が幅広いので今後の展開にも注目です。

本日のトピックは以上で終了です!

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