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大量の修正を依頼してくる顧客

こんにちは。

私は、PR会社を経営していますが、たまに困ったお客さんに遭遇することがあります。

仕事を受注するときに、〇〇くらいのボリュームで、価格はいくらと見積書を明示したうえで、お仕事をスタートします。

そこでしばしば問題になるのが、納品後の修正です。

大体のお客さんは、空気を読んで、多くとも10箇所程度の軽微な修正で、作業時間が1時間以内で終わるのですが、中には空気を読まずに、大量の修正を依頼してくる方がいます。

1. 大量の修正を何度も依頼してくる

ひどい方になると、80%以上のやり直しを依頼してくる方もいます。良心的な方は、2つ納品分の料金を払うと提示してくるのですが、ほとんどの方は、1つ分の料金で大量の修正依頼を出してきます。

請負だと単価が決まってるので、作業時間が増えれば増えるほど時給が下がります。ひどいときには時給換算すると200円のときもあります。

2. 大量の修正を依頼されたときに取るべき行動

企業経営者として、赤字案件は絶対に避けなければいけないし、そういう「不良顧客」は早めに損切りするようにしています。

なぜなら、赤字が毎月累積しても良いことは一つもありませんし、別の優良案件に時間を割いたほうが、時間を有意義に過ごせるからです。

大量の修正を依頼されたときは、

「もう見積もり時に出した工数をオーバーしてしまっており、追加の修正は有料になるのですがどうしますか」

と提案しましょう。

たいていのお客は、無料ゆえに大量の修正を依頼してくるのであり、有料であれば自分で修正します。

3. 不良顧客は早めに損切りして、別の優良顧客を探す

ここで態度が改められれば、取引を継続することもありますが、そもそもこういう人は、他人の立場に立ってものを考えられない人であり、取引を継続しても、いいことはないと思いますので、私は、区切りのついたタイミングで、契約を打ち切ります。

別の優良顧客を探したほうが、時間が有意義に使えるため、無理して不良顧客と継続する必要もないと思います。

4. 時給200円でも0円よりマシなのか?

「時給200円でも0円よりマシ」という考え方もありますが、そういう考え方だと、自分や従業員の労働の価値をどんどん落とすことになり、労働環境のブラック化につながりかねません。

経営的的な側面から見て、損益分岐点を下回る仕事は、そもそも引き受けるべきではありません。

5. 今日の格言

大量の修正を無料で依頼してくる不良顧客はさっさと損切りして、優良顧客を探す

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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