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「インディペンデントな働き方」を読む

今日から年末年始休暇に入るということで、昨日会社帰りにTSUTAYAで休暇期間中に読む用に何冊かの本を買いました。そのうちの一冊が、"週末起業コンサルタント"として著名な藤井孝一さんのこちらの著書です。

このような本を読んでいることから明らかなので、もはや隠しだてはしませんが、私は週末起業から身を起こし、一刻も早く稼げるようになってサラリーマンを辞め、独立起業家になりたいと考えています。もう何年も前から、この考えを持っていました。世の中に多数いるであろう脱サラしたくてたまらない予備軍の一人です。

単に願望として考えているだけで、何ら具体的な行動をしてこなかったへタレな私にとって、決定打になったのは、この本でも触れられている「人生100年時代」を読んだことです。

その時の率直な印象は「100年も生きる為に働きたくないよ!」というネガティブなものでした。それまでの私の人生設計は、70〜75歳で寿命を全うする前提で、30~40代でサラリーマンをやりながら、計画的に資産を築き、まだ元気な50歳前後でアーリーリタイアメントし、地元に帰って、好きな仕事を立ち上げて、収入が足りない分は蓄えた資産を取り崩しながら、必要な分だけはちょこっと働いて、悠々自適な第二の人生を謳歌する、というものでした。

このざっくりとした計画は、途中何度か軌道修正を図りつつも、おおむね自分の想定内に進行しておりまして、そこそこ経済的な目処は立ちつつありました。もしも勤めている会社が早期退職割増金制度を用意してくれれば(おそらくないと思いますが)、退職予定を前倒ししてでも、喜んで手を上げたいと思っていました。

しかし、100年生きるとなると話が違います。まず、「そんなに長く生きることになるなら、好きなことをやって稼がないといけない」と思いました。サラリーマンという人生は、結局のところ搾取され放題で、稼げない職業だということは働き始めてすぐの20代で認識しました。

しかしながら、これまでは、組織に属することのメリット〜会社の肩書きと資産というレバレッジを使って大きなビジネスを動かせる〜の方が優っていたので、サラリーマンでいることの醍醐味を存分に享受しながら、自分の願望を騙し騙しやってきました。

この本を読み終えて、これまでの甘い気持ちではなく、好きなことをして稼ぐという生き方に、もっと真剣に、本気で向き合って日々を過ごしていこうと再認識しました。フリーランス生活が甘くないことは重々承知ですが、まずは、藤井さんが本書の中で提唱している

●名刺を作る
●Kindleを買う
●時間の借金をしない

から実践していこうと考えています。こうしてnoteに宣言してしまったので、もうやり切るしかないですね。

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