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”透けにくい”エアリズムコットンタンクトップを自作してみた【コーヒー染め第4弾】

こんにちは、ユニクロ好き&コーヒー好きの、まーくと申します。

この夏のユニクロ1番の大ヒットアイテムといえば、ユニクロUの「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ(5分袖)(商品名なげぇ…)というのは、ユニクロ好きのメンズの皆様ならご存じかと思います。

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この商品のひとつ画期的なところは、

表に見える外側が「コットン(綿)素材」

肌に当たる内側が接触冷感などの機能をもつ「エアリズム素材」

という”二層構造”の生地になっているところです。


見た目は上質なコットンのTシャツなのに、着心地はエアリズムの快適性がプラスされているという点において、夏にピッタリのアイテムになっているわけです。


☆豆知識:エアリズムコットンの大元は「アレキサンダーワンコラボ」

ちなみに、昨年2019年春夏シーズンに同じような素材が「アレキサンダーワン(Alexander Wang)」というブランドとのコラボ商品として初めて登場しています。

発色の鮮やかなブルーのTシャツや下着が印象的でした。

おそらく、そこで得た技術を利用して今回の「エアリズムコットン」の素材を作り上げたのだと思います。


☆エアリズムコットンは「オーバーサイズT」だけじゃない

実は「エアリズムコットン素材」のアイテムはこの「オーバーサイズTシャツ」だけではなく、通常ラインにも「半袖Tシャツ」や「タンクトップ」が展開されています。

特に「エアリズムコットンタンクトップ」に関しては、オンライン限定の商品のため知らない方も多いかもしれませんが、意外と「良い」という評価が私の周り(MBLABO仲間)から聞こえてきていました。

そこでユニクロ好きの私としては買ってみないワケにはいかないので、自分でも買ってみましたが、たしかに素材やシルエットはすごく良い!と思います。

思います・・・が!!!!

決定的にインナーとして足りないものがあるんです。


それは・・・


カラー展開に「ベージュ」がないんです。



☆なぜ作らない!? ”透けない”ベージュ色がラインナップされていない!!

白シャツや白Tシャツを愛用している方ならわかると思いますが、「白」や「黒」のインナー(肌着)は”透けて”しまいます。

特にトップス1枚だけの薄着になる夏は、肌着の”透け問題”はメンズ永久の課題とも言えるかもしれません。

せっかく”清潔感”のある”モテ服”の白色のトップスを着ていても、「肌着が透けてしまう」と、途端に清潔感が失われて一気にオッサンくさい残念な感じになってしまいます。

これでは、100年の恋も冷めちゃいます。


クールビズで白シャツ姿にタンクトップが透けちゃってるおじさんとか、よく見かけませんか?

正直、あれではカッコ良くないですよね。


その肌着の”透け対策”にうってつけなのが「ベージュ色のインナー」なんです。

(余談ですが、「ベージュ色のエアリズム」が登場する前のMBさんはインナーとして「黒タンクトップ」をおすすめしていました。時代は変わったなー。)


通常のエアリズム素材のインナーであれば、「シームレス」を始めとして「ベージュ色」のラインナップがあるのですが、「エアリズムコットンインナー」のシリーズには不思議なことに「ベージュ色」が”ない”んです!

ユニクロ好きゆえに、ベージュ色の需要があるのを知っているだけに「なんでやねん!」と思いました。マジで。


☆本題:コーヒー染めを使って「ベージュ色のエアリズムコットンタンクトップ」を自作してみた

前置きが長くなりました。

ユニクロがベージュ色を作らないなら自分で作ってやるわ!ということで、「コーヒー染め」を利用して「”透けにくい”ベージュ色のエアリズムコットンタンクトップ」を自作してみました。

私が最近ハマっている「コーヒー染め」では、白いTシャツを「ベージュ~茶色」くらいの色に染めることができます。

今回はそれを活用して「白色のエアリズムコットンタンクトップ」を材料として「コーヒー染め」を行い「ベージュ色」に染めてみました。

その結果がこちらです。

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(左:ベースの白タンクトップ、右:コーヒー染めタンクトップ)


以前の記事で「エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ」を染めたことがあるので、実績があると言えば一応あります。

しかし今回使っているタンクトップは、また少し素材の構成が違っていて、「ポリウレタン」が4%含まれていたのでその影響が少し懸念材料だったのですが、特に大きな問題はなく染めることができたかな、と思います。

(※ポリウレタンは「加水分解」によって経年劣化が起こりやすい素材として知られています)


☆実験:「コーヒー染めタンクトップ」は透けるのか

実際に白シャツのインナーとして着てみました。

今回はユニクロのシャツの中でも少し薄手な「ブロードシャツ」を着用しました。

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写真では肩のあたりに少し形が浮き出てしまいますが、普通に着ている分には外見としてタンクトップの”色が透ける”ということはないと思います。

一方、これが黒色のタンクトップになると”薄っすらと”ですが、タンクトップの色が透けて見えてしまいます。

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写真では伝わりにくいかもしれませんが、タンクトップの首元の「黒い部分」が透けて見えてしまっています。


☆確認中:”後染め”ゆえに心配なこと・・・

そんなわけで、「コーヒー染め」を使って”透けにくい”エアリズムコットンタンクトップが作れたわけですが、欠点がないわけではありません。

「コーヒー染め」という手法は、生地を”後から染めている”という特性上、「色落ちがしやすい」というデメリットがあります。

見方によっては「経年変化」が楽しめるというメリットになるのですが、「インナー」「肌着」として考えると、他の衣類に「色移り」がしやすいという”最大のデメリット”を持ってしまうことになります。


まだ確認している途中段階ですが「白シャツの中に着たら、シャツに色が移った」なんてことになる可能性も否定はできません。

特にやはり「肌着」なので、汗を吸ったりしやすい環境に置かれてしまうので、その心配があるのは正直困りものだと思います。

通常”後染め”したものは「他の衣類とは別で洗う」のが基本なので、そこも「肌着」としての使い勝手の悪さに繋がってしまうかな、というのが心配な部分です。

その点については、一応、自分自身で着用してみて大丈夫そうかどうか、ということについては検証をしていこうと思います。


☆来年に期待・・・と思ったら、ベージュ色もう発売予定あるんかい!

個人的に来年くらいには「ベージュ色のエアリズムコットン素材」のインナー出てくるだろうな、と思っていたんですが・・・

もうすでに「9月発売予定」にベージュ色がラインナップされていました!(クルーネックTですが)

これは驚き。さすがユニクロ、動きが早い!

タンクトップにベージュ色が出るかどうかは現時点ではわからないですが、今後に期待大ですね。

どんどん進化していくユニクロにこれからも目が離せないです。



・・・あれ?

これ、コーヒー染めしなくても良かったんじゃね?(´・ω・`)



おあとがよろしいようで(?)。


そんな感じで、今回の記事は以上となります。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

それでは、また。

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