![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/27941303/rectangle_large_type_2_e7483f3b1cdf27aed6a50f28a2ae2383.jpeg?width=800)
【動画投稿者へ送る】内容は「良い」のに”伸びない”YouTube動画の残念なところ【視聴者の本音】
こんにちは、ユニクロ好きの元MBLABO会員、まーくと申します。
私は、昔からYouTubeや動画サイトが好きで、こうしてnoteを書いている時も裏で"ラジオ感覚"で動画を流しています。
その中で、MBLABOにコラムを書かれているブランドプロデューサーの「久々野智 小哲津(くくのちこてつ)」さんという方の動画を見つけました。
しかし、その内容以前に「動画」としての出来があまりに”お粗末”だと思ったので、あえて内容には触れずに、その「残念なところ」について触れていきたいと思います。
この頃「YouTube動画を投稿する」ということが一種の「ブーム」「時代の流れ」となっていますが、いかに内容が優れていたものでも、手の込んだ編集をしても、伸びない動画というのが正直いっぱいあります。
その「反面教師」というわけではないですが、小哲津さんの動画を例にして、YouTubeを見ない日はないといっていいくらい「YouTube中毒者」の”私個人”の一視聴者としての意見をお伝えしたいと思います。
ご自身でYouTube動画をアップしている、これから動画を出していきたい、という人の参考になれば幸いです。
ちなみに、今回題材にする動画はこちらです。
☆残念な点①:全体的に音量が小さい
動画を再生してもらえばすぐに分かることですが、まず動画全体の「音量が小さい」です。
「音量が小さい」「話の内容が聞き取りづらい」動画は、
内容云々の以前に、見る気が失せる!
たとえ動画の内容がいかに優れていて有益なものだとしても、です。
私はPCでこの動画を開きましたが、PCの音量もYouTubeの音量も「MAX」でようやく内容が聞き取れるかどうか、といったレベルです。
厳しい話ですが、視聴者が動画を開いてすぐ、内容が聞き取りづらいとわかった時点で、視聴者はそこで”バイバイ”してしまいます。他にも見たい動画は山ほどあるからです。
そういう動画は、他にも結構多いのではないかと思います。ただ画面にテロップを付ければいいというものではないのです。
はっきりいって、YouTube動画の中には、このように「音量が小さい」動画が多すぎると私は感じています。別の動画から飛んできた時に「音量が小さい」と感じると、それだけで「見る気をなくす」可能性があるのです。
音が大きければいいという単純なものではないですが、他にも多くの人が見ているであろう「音楽のミュージックビデオ」などと比較して、自分の動画の音声の大きさが適切かどうか、一度確認してみてください。
今や「時代遅れ」とすら思われているテレビですが、どのチャンネルに変えても音量はそんなに変わらないでしょう? テレビの映像編集、裏方の人たちが優れている点はそういうところです。
☆残念な点②:話す人の「声の大きさ」がバラバラ
特に複数人が動画に登場して話をしている場合に起こりがちなことですが、「人によって声の大きさがバラバラ」なのも問題点です。
「音量が小さい」というだけの問題であれば、こちらの機器の音量を上げれば問題ない動画もありますが、この動画は、正直ちょっとあまりにもひどいと感じました。
この動画の場合、トークショーの内容をそのまま動画にしている、という都合もあるでしょうけれど、話し手によって音量のばらつきがあまりに大きすぎます。
PCもYouTube動画も「音量MAX」、なのに小哲津さんの声以外、耳を澄まさなければ聞き取れないレベルで音量が小さいということです。
彼らの小さな声に合わせて音量をさらに大きくできたとしても、今度は小哲津さんの声が大きくなりすぎます。
視聴者に話を聞かせる気がない、と思われても仕方がない。何のために動画をアップしているのだろうか。そんな感想が出てしまいます。
趣味で音楽をかじっていたので、思わず「コンプレッサーぐらい噛ませろよ」と言いたくなってしまいます。
おかげでせっかくの良い話が全然頭に入ってこないんです。「聞き取りづらい」動画だからといって「”我慢”してまで話を聞いてくれる」優しい視聴者ばかりではないんですよ?
素人目線でえらそうなことを言ってしまいますが、「良い商品を作っているから売れる」と勘違いしている典型ではないでしょうか。
最近、zoomでのリモート収録によって撮影された動画や、複数人でのゲーム実況動画などでも見られることですが、「話す人」によって音量がバラバラなのは、見ている視聴者にとって「ストレス」になるということは理解しておいた方がいいと思います。
中には「イヤホン」を付けて動画を見ている人もいます。そんな時に、動画の中で「声が小さい人」と「声が大きい人」が混在していると耳に負担がかかります。
また、声に「ノイズ」が乗っている人も嫌がられます。電話でも息が荒い人と話すのって苦痛でしょう?
もちろん編集は大変だと思いますが、各人の音量バランスを整える程度のことはするべきだと思います。
安定的に再生回数を伸ばしている動画、チャンネルというのは、そういう細やかな”気遣い”ができているから、視聴者に受け入れられているのだと、私は思います。
☆「BGMやSEに凝ること」よりも大切なこと
特に最近「話をする」ことがメインの動画が増えてきています。
そのような動画の視聴者の中には”ラジオ感覚”で「画面を見ずに音声だけを聞く人」というのもいることを意識しておくべきです。
1人で話をしている場合でも、マイクに「近い」か「遠い」かで音量の大きさやバランスは変わってしまいます。「動き」のある動画では特にそのようなマイクやカメラとの距離の変化で音量が変わってしまいがちです。
その時に1番力を入れるべきは、映像に画像をちりばめることやテロップを入れることではなく、まず初めに「音声を整える」ことに力を入れるべきだと、私はいち視聴者として様々な動画を見てきて感じています。
これは「BGMや効果音(SE)に凝ること」よりも重要なことだと思います。「話をすること」がメインの動画なら、最悪BGMなんて不要です。
「音量バランスを整えるなんて、めんどくさい」と思うのは動画投稿者である「あなた」の都合です。見ている「視聴者」には関係ありません。
しかし、「再生回数」や「高評価」、「チャンネル登録」といった評価を下すのはあなたの動画を見ている「視聴者」です。そのことを忘れないでください。
☆内容も大事だが視聴者への「気遣い」を忘れないで
以上、いち視聴者として、かなり厳しい言い方をしましたが、小哲津さんはMBLABOでコラムを書く立場であるほど、非常に優れた人物であることは間違いありません。
そんなビッグな人でも、YouTubeという舞台ではこんな「初歩的」なこともできていないのか、と正直残念に思ってしまいました。
彼はまだYouTubeを始めたばかりでチャンネル登録者数は200人程度でしかなく、ここで紹介した動画も現時点で50再生を超えた程度です。
「ブランドプロデューサー」ということもあり、影響力はそれなりにあるでしょう。今後はもっと数字を伸ばしていくことは間違いないと思います。
もちろん、今回私が指摘した点についても、当然今後は改善されていくでしょう。今は単純にYouTubeでの知名度やノウハウが足りていないだけです。
(逆に、改善されなければ、いかにビッグネームな人でも再生回数やチャンネル登録者数は伸ばせないと思います。)
つまり、素人YouTuberならなおさら、気を付けるべき点ではないかと思ったので、この記事をあえて書かせていただきました。
動画の内容は「良い」はずなのに、なぜか「伸びてない」動画の原因は、きっとそういうちょっとした「視聴者への気遣い」ができていないことが一つの原因なのではないでしょうか。
視聴者だって暇なお人よしではありません。「この動画はいまいちだ」と思った瞬間「ブラウザバック」のボタンを押してしまいます。その判断に至るまでの時間は、動画を開いてわずか”数秒”の話です。
そんな「いちいち視聴者が教えてくれないこと」について、いち視聴者の目線から、書いてみました。
参考にしていただければ幸いです。
最後に、最近読んだ本の中でYouTube動画を投稿している人に参考になりそうな本を紹介しておきます。
ご存じの方も多いと思いますが、「プチプラのあや」さんという女性向けのプチプラファッションの情報発信をされている方の本です。
私は動画作りに関しては素人ですが、この本には『YouTubeでは「再生時間」を伸ばす工夫をする』などという記述があり、読んでいて「なるほどな」と思うこともありました。
もちろん、動画を開く以前の「サムネイル」についての話なんかも出てきます。
他にも、この本の中ではTwitterやインスタグラムといった別のSNSの使い方の活用方法なども紹介されています。
もし興味があれば、参考にしてみてください。
完全無料のnote記事であれば、こちらの東大卒YouTuber「マスザワ内閣」さん(やべ、知らない・・・)の記事がかなり情報を網羅していて役立つと思いますので、こちらも読んでみてください。
ただの視聴者の私の記事なんかよりも、実績もあって、かなり有益な内容だと思います。
それでは今回の記事は以上です。
もしこの記事が面白かった、参考になった、と思われたら「スキ」ボタンをポチっと押していただけますと、今後の活動の励みになりますので、よろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。
もしこの記事が良かった、これからも私まーくのことを応援したい、と思っていただけたら、無理のない範囲で構いませんので、支援して頂けると跳び跳ねて喜びます!よろしくお願いします!