元MBLABO会員が教える”ワンポイント洗濯術”:脱水時間は『1分以下』で十分です
こんにちは、ユニクロ好きの元MBLABO会員、まーくと申します。
今回から、ちょっと新しい視点で「洋服の洗濯方法」について”シリーズもの”の形式でnote記事を書いてみたいと思います。
私が「まとめ記事」の形式で一気にまとめて書くと話が長くなってしまうので、「1記事1ポイント」でお伝えする”ワンポイント洗濯術”という「連載形式」で書いていきたいと思います。
一応、社会人になってからずっと”一人暮らし”をしてきて(嫁くれ笑)、家事も一通り”自分で”こなして試行錯誤した結果、身につけてきた洗濯方法なので、ある程度自信をもってお伝えできるかな、と思います。
長くなってしまってもあれなので、前置きはこの辺にして「私の考え」についてはこの記事の”最後”に回しておきます。
もし興味があればそちらも読んでみてください。
さてさて、それでは早速今回のポイントに行きましょう。
第1回目の今回は、”洗濯機”の使い方に着目しています。
☆今回のポイント:『シワ対策』には洗濯機の「脱水時間」をできるだけ”短くする”
今回、私がお伝えしたい洗濯の”ワンポイント”は、
洗濯ものの『シワ対策』には
「脱水時間」をできるだけ”短くする”ことが重要
ということです。
可能であれば、洗濯機の「脱水」が始まって少ししたら「停止」ボタンを押して洗濯機の運転を止めてしまいましょう。
正直、脱水時間は「30秒」もあれば十分です。
「洗濯槽」の中に水が残ってさえいなければ、そこから先は「服を干して乾かせばOK」です。
それじゃあ服が”びしょびしょ”じゃないか、と思うかもしれませんが、むしろ”濡れたまま”の服を干すことが「シワ対策」においては”重要”です。
☆洗濯した服を”濡れたまま”干すことで「シワが伸びる」
この方法を使うと、洗濯した服は水に濡れたまま”びしょびしょ”の状態で「重い」です。
しかし、実はその「重さ」が「シワ伸ばし」に役立ってくれます。
それについて簡単に説明します。
濡れた洗濯ものを干すと、洋服の布に「重さ」がかかります。
つまり、服が干されている間に濡れた状態の生地が「重力」によって下へ下へ引っ張られます。
水分は時間をかけて”ゆっくりゆっくり”飛んでいくので、洗濯ものが乾いた頃には「服のシワが”伸びている”状態」になる、というわけです。
☆最大のデメリットは「乾くのが遅くなる」
特に『デニム』のような「水を吸いやすい生地」は洗った後に多くの水気を含んでいるので、乾くのにかなり時間がかかってしまうことがこの方法の”デメリット”となります。
しかし『Tシャツ』や『シャツ』のような”薄手の生地”なら「丸1日干して乾いていない」ということはあまりないと思います。
少し「干している時間」は長くなりますが、「アイロンがけ」をする手間と時間を考えれば、そのほうが”自分が楽”です。
☆家庭用洗濯機の『おまかせコース』の「脱水時間」は長すぎる!
おそらく、洗濯する時に多くの人は洗濯機を『おまかせコース』や『自動』といった”機械任せの設定”で使用していると思います。
しかし、実際問題として『おまかせコース』や『自動』で設定されている「脱水」の時間はだいたい「3分」くらいと、正直言って「長すぎ」です。
洗濯機における「脱水」というのは、おおざっぱに言えば『雑巾しぼり』と似たようなことをしています。
「から拭き」をするときは、一度水で洗った雑巾をぎゅっと”強く”しぼって「水気」を抜きますよね。
その時の「雑巾」はどうなっていますか?
水気が抜けて”カラッカラ”に乾いた雑巾は「しわくちゃ」ですよね。
その「雑巾絞り」と同じことが「脱水」をしている時の「洋服」に対しても起こっているのです。
同じく洗濯機で洗うことになる「タオル」や「下着」のような、”他人に見せないもの”であればそこまで「シワ」を気にする必要はありません。
しかし”見た目”に直結する「洋服」を長い時間「脱水」をかけてしまうと、水が多く抜けて「乾くのは早くなる」かもしれませんが、服が「しわくちゃ」になって”だらしない印象”を他人に与えてしまうことになるのでやめておきましょう。
「洋服」に限定して言えば「脱水時間が長いこと」は、ほとんど”デメリット”しかありません。
「しわくちゃ」になった服をまた「アイロンがけ」してシワを伸ばすくらいなら、始めから「脱水時間を短くして」シワがそもそもできないようにした方が「賢い」と私は思います。
☆干しただけで「洗いざらし」で着られるレベルのシワは取れる
文章で説明するだけでは伝わらないと思いますので、実際に私がこの方法を使って、洗濯して干した”だけ”の「Tシャツ」や「シャツ」の写真をお見せしましょう。
↓ Tシャツ<前面> ↓
↓ Tシャツ<背面> ↓
↓ シャツ<前面> ↓
↓ シャツ<背面> ↓
どうでしょうか? パッと見た感じは問題ないように見えないでしょうか。
ちなみに私の場合、洗濯機の都合で「脱水時間」を『1分』に設定しています。
というのも、洗濯機の前で”毎回”待つのも面倒なので「わが家流」の設定を”登録”してあります。
その「脱水時間」を設定できる”最短”が「1分」なので「1分」で脱水している、というただ”それだけ”の理由です。
先ほどお伝えした「30秒でOK」ということからすれば少し長いですが、それでも「干しただけ」でこれだけシワがない状態であれば、これで”十分”と言えるレベルではないでしょうか?
理屈の上での話ですが、脱水時間をより短くすれば「シワ伸ばし」の効果はもっと高くなるはずです。
☆シワを「ゼロ」にはできないが、シワを「減らすだけ」でも印象はかなり”違う”
しかしよく見てもらえれば気づくと思いますが、実は残念ながらこの方法を使ってもシワを「ゼロ」にすることはできていません。
どうしても、干していて「下側」になる部分にシワが残ってしまいます。
特に今回の場合、シワになりやすい『綿100%』の薄手のシャツでそれが顕著です。
↓ 『綿100%』のシャツの場合 ↓
(ポケットや前立て、袖や裾に『シワ』が残ってしまう)
しかし、実際にやってみてもらえばわかりますが、「脱水時間が長い場合」と比べて『シワの量』はグッと少なくなっているはずです。
そのため、先ほど見せた写真のように洋服”全体”で見た時に「シワシワで”だらしない”」という印象はそれほど持たないはずです。
もしシワが気になるようであれば、気になる部分”だけ”「アイロンがけ」をしてシワを伸ばしてあげれば大丈夫です。
☆カジュアルであれば「洗いざらし」で着てもOK
さらに、『無印良品』のシャツに「洗いざらし~」というシリーズがあるように、”カジュアルシーン(私服)”なら「洗いざらし」で多少『シワ』が残っている状態でも、それほど気にされることはありません。
私の個人的な意見としては、今回の「脱水時間を短くする方法」でシワを少なくしたシャツであれば、十分「普段使い」できます。
特に私は『長袖シャツ』は「袖まくり」をするか「インナー」として着ることが多いので、たとえ乾かした後のシャツの「袖」などが多少シワになっていたとしても、”そもそもあまり見えない”のでそこまで気になりません。
恋人とデートする時など”清潔感”が必要で”シワひとつない状態”を作りたいのであれば話は別ですが、「日常的に着る」だけであれば、この方法で洗って干しておけば「洗いざらし」で着ることが十分に可能です。
そのような”大事な場面”が来た時だけ「アイロン」をかければよい、と私は考えています。
☆スーツ用の『ワイシャツ』は「スーパーノンアイロンシャツ」が最強
ただし、スーツ用に着る『ワイシャツ』は「シワがあっては”不格好”」になってしまうので、それに関してはさすがに「アイロンが必要」だと思います。
それでも今は「ノンアイロン仕様のシャツ」が市場にたくさんあります。
これらも「脱水時間を短め」にすることで、ほとんど「アイロンなし」でも気にならないレベル、もしくは少し「シワ取り」をするだけで使えるレベルまでは持っていくことができます。
その中でも特に『ユニクロ』の「スーパーノンアイロンシャツ」は本当に洗濯してもほとんどシワが残らないのでオススメです。
値段も安くて使いやすいので、私もスーツ用のワイシャツは”ほぼすべて”『ユニクロ』のものしか使っていません。
このシャツを複数枚持っておけば、「ビジネスシーン」はほぼ”完ぺき”だと思います。
☆今回の”洗濯術”まとめ
というわけで、ここで今回の記事の内容をまとめておきます。
<今回のまとめ>
・”シワ対策”には「脱水時間を短く」する
・洋服にとって「長い脱水時間」は”デメリット”ばかり
・多少のシワなら「カジュアルシーン」で着てもOK
・「ビジネス」にはユニクロの「スーパーノンアイロンシャツ」
特に今回のポイントとなる「脱水時間を短くする」ということは、洗濯する時に”すぐ”使えるテクニックだと思いますので、ぜひ実際にやってみてください。
この記事が少しでも日々の”洗濯”の参考になっていただけると嬉しいです。
☆参考動画:ハズムさんの『Tシャツがシワにならない方法』
ここでは、私が今回紹介した「脱水時間を短くする方法」の参考にした動画についてご紹介します。よかったらチェックしてみてください。
さて、最後に「おまけ」のような話になりますが、ここで私の”家事”や”洗濯”に関する「考え方」についてお伝えしておきたいと思います。
(おまけ)私の考え方:「洗濯にかける手間」より「どれだけ”自分の時間”を確保できるか」
先ほど説明したように、今回お伝えした方法の1番の”デメリット”は「服が乾くのに時間がかかる」ということです。
しかし実際には「洗濯ものを干している時間」が長くなるだけで、自分自身が手を動かして洗濯ものを干したりする「作業時間」はほとんど変わりません。
「洗濯ものを干している時間」が「半日」から「1日」に伸びようが、”放置”しておけばいいだけなので「私の負担」はほとんど”同じ”です。
しかも、後々「アイロンがけ」の作業にさらに時間がかかることを考慮すれば、自分の”洋服”にかかる「トータルでの作業時間」はもっと”短縮”されています。
よほど急いでいる時は別ですが、日々洗濯をしている中で「干している時間」が長くなるという”デメリット”は「それほど気にならない」はずです。
それなら、「アイロンがけ」をせずに「干した服」をそのまま着られる方が自分自身が”楽”だと思いませんか?
☆「クリーニングのプロ」じゃない私たちは「洗濯」に”命”をささげなくてもいい
私は”家事”においてはプロではない、ましてや日中は会社で働いている”ごく一般的”なサラリーマンです。
”家事”が本業となる『専業主婦』ならまだわかりますが、少なくとも私自身はそうではありません。
クリーニング業者のように「洗濯」でお金を稼いでいるわけではないので、そこに”命”である「自分の時間」を無理にささげることはないと思っています。
何事も『効率』や『生産性』を重視してしまいがちな現代ですが、「時間が短い」「スピードが速い」だけが『効率の良い”生き方”』ではありません。
私は”洗濯”や”家事”に面倒な手間がかかって、本当の意味で「自分の自由な時間」を失うのは”イヤ”です。
ですので、私は”洗濯”や”家事”に奪われる時間はなるべく”最小限”にしたい。
いかに「自分が”楽”な状態でも高い効果が得られるか」ということを”家事”においては重要視してきました。
そんな私がお伝えする”洗濯術”は、私自身が「洋服好き」であること以上に、このような「思考」を”土台”として持っていることから成り立っています。
ですので、”こだわり”が強く「洋服に”手間と愛情”をかけてあげるのが大事」と思っている他の「洋服好き」の方とは少し違った視点になるかと思います。
ハッキリ言ってしまえば、本当の「洋服好き」から見れば「手抜き」に見える方法かもしれません。
しかし、本当の意味で役に立つ「生活術」「洗濯術」はこのようなものだと私は考えます。
時間と手間をかけて”最高の結果”を残すのは「プロの人」や「好きで好きで仕方がない人」に任せればいいんです。
そうではない「我々」が自分の時間やエネルギーを”犠牲”にしてやるべきことではありません。
私のこの「考え方」は、勝間和代さんの著書を読んで影響を受けたものです。
この本には『ルンバ』や『ヘルシオ』などの高価な家電が登場するので全ての方法を真似するのは難しいですが、勝間さんの「家事に対する考え方」は参考になると思います。
そんなわけで、これからこんな風に私の性格やライフスタイルを活かした形で、「洋服好き」でなくても今日から実践できる、お手軽な”洗濯術”をお伝えしていきたいと思います。
どうか今後も楽しみにしていただけると嬉しいです。
それでは、今回の記事はこんなところで。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
それでは、また。
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