国語の授業で読む作品って、暗い作品が多くない?
国語の授業で読んだ作品の話をしていたら、
暗い作品が多いよね、という結論になった。
そもそも、小学1,2年生くらいで、「かわいそうなぞう」を勉強すると思うけど、字が読めるようになって割と早い段階で触れる作品がこれって、ちょっと重たくない?
銀河鉄道の夜 宮沢賢治
→ 一緒に銀河鉄道で旅していたはずのカムパネルラが、友達を助けようとして川で溺れて行方不明になる結末
こころ 夏目漱石
→ "先生"からの手紙で、"先生"が友人を自殺に追い込んでしまった過去の告白
→ その"先生"は死ぬ前に書き送っておきたい、と手紙を書いてきているので、その手紙を読んでいる時点で多分亡くなっている
→ その手紙が届いて、主人公が読んでいるのは、父親が危篤で帰郷しているタイミング
冷静になって考えてみると、これで「読書を楽しみましょう」「本を好きになりましょう」と言われても無理があるんじゃないだろうか、、、
でも、そのうち、異世界転生の話が国語の教科書に載る時代が来たりして、、、
現実世界では底辺の扱いをされている主人公が、転生先ではいろんなスキルがある状態で、周りからいきなり優遇されて幸せになる話、、、
うーん、そんな教科書は嫌だなぁ、、
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