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ハナちゃん ハワイへ行く 〜私の婚活漂流記〜 ⛵️#7

⛵️Sailing 7: Bon voyage!  素敵な旅を!

Jumping out of your box!
飛び出せ、君の世界から!

もしも君が今、何かに悩んでいるのなら
思い出してみて
人生は一度きりだということを
どんな人間にも一度きりだということを
大切なことは、人生を後悔しないこと

もしも誰かとくらべて、自分に自信がもてなくなっているのなら
思い出してみて
君は君だということを
くらべるべきは過去の自分自身であって
他の誰かではない
君の人生は君のもの
大切なことは、自分を信じること

もしも誰かの心ない言葉に傷ついたとしても
気にしないで
前を向いて
その誰かはきっと、自分のことを好きになれないんだ
自信がないんだ
だから君に嫉妬しているだけ
そんなヤツラはほっておこう
つきあっている時間はない
人生は、思っているよりも短いよ

さあ、新しい世界へ、飛び出そう!
勇気がでない?
大丈夫だよ
最初はみんな、誰でも初心者なんだ
失敗したら、また挑戦すればいい
ほら、君が子どもだった頃を思い出して
何度も失敗しながら学んでいったよ
いくつになっても人生は挑戦だ

さあ、人生という航海へ、漕ぎ出そう!
進むべき道が右か左か、わからない?
どちらが正しいかなんて、誰にもわからないんだよ
人生はふりかえった時に、初めてわかるんだ
人間は答えがわかってしまったら、進むのをやめてしまうだろう?
だから自分を信じて、前に進め!

そして、愛すべき存在を探そう
たとえまわりのみんなが君を信じてくれなかったとしても
たった一人でいい、君を絶対的に信じてくれる、銀河一の味方を探すんだ
ビートルズも歌っているよ
All you need is Love!
時代が変わっても、コンピューターが世界を席巻しても
人間の本質は、永遠に変わらない

君が今、自分のすべてだと思っている、君を取り巻く世界は、
本当はとてもちっぽけで小さい
Jumping out of your box!
さあ、果てしない大海原へ、勇気をだして、飛びだそう!
まずは、はじめの一歩から
そして、笑顔と感謝の心を忘れずに

マリリンへ🌺

私はマリリンに、早く結婚した方がいいとか、子どもを若いうちに生んだ方がいいとか、そんなことを伝えたくてこの本を書きはじめたわけではない。
もしも神様がいて、私の人生をもう一度、20代のあの頃にもどしてくれたとしても、私はきっと今と同じ道を選ぶだろう。

ただ、結婚しなければならないと思い悩んだ20代、30代の焦燥感や、日本の古くからある固定観念とのズレから生じた心の葛藤を伝えたいと思った。
留学して知ることができた、日本以外の多様な価値観を伝えたいと思った。
そしていつか、高齢出産のリスクを伝えたいと思っている。それは私の想像をはるかに超えた、命がけの険しい道のりだったからだ。

マリリンが大人になる頃には、『結婚して子どもを生む』という考え方自体がナンセンスになっているかもしれない。

『結婚適齢期』なんて言葉は、だいっキライ。
『晩婚』なんて言葉は、もっとキライ。
『高齢出産』なんて言葉は、ちっともポジティブじゃない。
『国際結婚』なんて言葉は、この世からなくなってほしい。私はただ気が合う人と結婚しただけだ。

祖父が昔、『虹の色は7色じゃないよ。無限だよ』と教えてくれたように、
10人いれば10通りの生き方が、100人いれば100通りの生き方がある。

マリリンには、自分にとっての幸せとは何か、ゆっくり考えてみてほしいと思う。
大切にしていること。ゆずれない思い。
それは人によって様々だと思うから。

私は、彼と出会って1人よりも2人の方が楽しいと思ったから結婚した。
幸せな未来を思い描くことができたから、結婚という道を選んだ。
マリリンにとっての幸せは、いったい何だろう?
私のこれまでの経験が、それらを考える材料の一つになればうれしい。

私の一番の願いは、マリリンの幸せ、ただそれだけだ。

新たなる船出⚓️

自分の人生なんてどうでもいいやと投げやりになった時もある。
自分だけが世界から取り残されてしまったように孤独を感じた時もある。
それでもまだ生きなければならないのかと、人生に光が見つけられなくなった時もある。

人生は、いつも順風満帆ではない。
私はずいぶんと遠回りをしたが、時間の無駄だったとはこれっぽっちも思っていない。良かったことも悪かったことも、たくさん経験したからこそ、今の自分がある。

私の人生の航海はまだ始まったばかり。
最初は私1人だった船の乗組員は、今は3人になった。
きっとこの先も、晴天の日もあれば、嵐の日もあるだろう。
でも、明けない夜はないように、いつか必ず朝陽は昇り、大海原を輝く光で満たしてくれると信じて、未来に向かって進んで行こうと思う。


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