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わたしのこと

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どうでもいいようなことを ちょっとでも面白おかしく書けたらいいなと。 書くことを気軽にしたくて、書きます。 ほぼほぼ日を目指す。
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2022年9月の記事一覧

ロマンチシズムと失意の8月

ロマンチシズムと失意の8月

夏が終わりを告げる。
今年の夏も、コロナの夏。
8月は初っ端からコロナに感染し自宅療養。
軽症だったけど、もし酷くなったら…と不安はずっとあった。

とは言え、お盆前には問題なく復活し、九州から遊びに来ていた父と東京観光が幕を開ける。そのあと、毎年恒例の富士登山だ。

わたしは父が還暦となった60歳から毎年、一緒に富士山に登っている。初期の頃は富士山経験者の父の友人が付き添ってくれたり、近年は従妹

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オーディションと中銀カプセルタワー

オーディションと中銀カプセルタワー

先日、久しぶりにオーディションに行った。
事務所から場所と時間を告げられ、てくてくてくてく会場へ向かう。
Googlemapを見ながら、てくてくてくてく。

ん?

中銀カプセルタワービル
カプセルを積み重ねてできたような独創的な建物

ここまでちゃんと説明が入る建物ってあるの?
それにこの建物、何かのテレビで見たことあるぞ。行きたいと思っていたぞ。
ラッキー!!

オーディションに行くよりも、そ

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初めての現場から

初めての現場から

先日から、居慣れた場所ではなく、初めての現場でお仕事をさせてもらっている。

演出助手として。

自分は出演はせず、脚本を書いたわけでもなく、演出助手として、不思議な縁でこの現場に入らせてもらう機会を頂いた。キャスト・スタッフ共に、見知った人はひとりもいない。

そもそも演劇における演出助手とはなんぞや。

わたしは自身の所属する劇団で演出助手をやっているが、誰かから業務を引き継がれたり、分かりや

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机の下に寝ころんで。

机の下に寝ころんで。

菌の温床。

おそらく。

いつもは足を置いているところ。
正確には足の裏をこすりつけているところ。

でもどうしても、そこに潜り込みたくなった。

理由はきっと、隠れたかった。

何から?何かから。すべてから。
今のわたしを取り囲むものから逃れたかった。

かくれんぼにしてはあまりにお粗末で、避難というにも甘さが見える、そんな机の下。もう大きくなったわたしの身体を覆い隠してはくれないし、安らぎも

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