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作品の”良さ”を伝えるには

作品を作っている時が一番楽しい…

作品を作っていて
「可愛いのできた〜」
「すっごい良いのができた!」と思う瞬間

ハンドメイド作家さんなら誰しも
あるのではないでしょうか。

こうして、心躍りながらできた作品を
いざ写真に撮って、instagramに載せようと
キャプションを書き始めると

「この可愛さをどう伝えたらいいんだろう」
と手が止まってしまうことはありませんか?

その結果、「可愛い作品ができました」の一言を添えて
数枚の写真を載せるという方も多いのでは。

作っているときはワクワクして
「あ!この組み合わせいいかも」
「この装飾だと綺麗に見える」
なんて楽しく制作していたのに

SNS に載せることになった途端に
あの楽しさはどこへやら…

「可愛い」だけではこんな未来がやってくる

ハンドメイド作家は現在、約2000万人とも言われ
そのほとんどがInstagramをはじめ
facebook、youtube、TikTok、X、アメブロ…と
様々なSNSを使って作品をアピールしています。

もしあなたが自分の作品の良さを
十分にアピールできず

”「可愛い作品ができました」と
写真を数枚載せるだけ”
のInstagram発信をしているとどうなるか。

こうしたSNS で率先して活動している作家さんと
比較され「見てもらえない、読んでもらえない」

そして、その先の未来に待ち受けているのは
「売れない」

そんな未来が訪れないようにするためには
「あなたの作品の良さ」を
しっかりと伝える必要があります。

自分の作品の「良さ」を伝えるには

では、自分の作品の良さを伝えるためには
一体どうしたら良いのでしょう。

そもそも、この「良さ」とは

例えば「白くて綺麗」だとか
「接着がしっかりしている」だとか
そういった【仕様】のことではありません。

お客様が知りたい作品の良さとは
【仕様】によって【得られる未来】
このセットなんです。

例えば
「白くて綺麗」であれば
「白くて綺麗に見えるから、
あなたを清潔感のある人に印象付けます」

「接着がしっかりしている」なら
「接着がしっかりしているから、洗濯しても
取れることがなく海にだって付けていけます」

・「白くて綺麗」だけだと「だから?」

・「あなたを清潔感のある人と印象付けます」だけだと
「どうやって?」

となってしまう。
必ず、セットで提示することで「良さ」を
伝えることができる
のです。

今すぐできること

【仕様】と【得られる未来】のセットで
「良さ」が伝えられるとわかったところで
では、実際に自分にどうやって落とし込めばいいのか?

1.1つの作品の仕様をリストアップする

こちらのハーバーリウム作品で考えてみましょう

例えばこちらのハーバリウムなら

  • 丸い瓶

  • 黄色の花(花の種類)

  • レモン

  • レモンが猫型

  • 手のひらサイズ

こうした項目がリストアップできます。

2.仕様に対して意味をつけていく

仕様に対して、意味づけをしていきます。

・丸い
①角がないことから安心感を与えられる
②夫婦円満、家庭円満など円を使った言葉がある
③円は縁とも言い換えられて縁結びの意味合いも

・瓶
①透けているから涼しさを感じられる
②ガラスなので高級感がある

黄色
①黄色には人を元気づける効果がある
②楽しい雰囲気を演出できる


①花言葉がある(それぞれの花言葉を調べる)

・レモン
①フレッシュさを感じられて清潔感がある
②夏を感じさせる

・猫型
①猫の形のレモン型は珍しいので
 目を惹き、印象に残りやすい
②猫好きの人が好き、気を引ける

・手のひらサイズ
①置く場所を取らないのでどこへでも置ける

3.仕様と意味づけを合わせて未来を考える

・丸い小瓶は、その丸い形(円)から
 「良縁」を結んだり、夫婦円満/家庭円満になるよう
 願いを込めています。
 角のない曲線の瓶だから、安心感があり
 みているだけでほっこりとした気分になれます。

・涼しさを感じるガラス瓶には
 それぞれの花言葉になぞらえて
 飾った方に幸福が訪れるようにと
 5種類の花を詰め込みました。
 全体的に元気になれるイエローカラーで
 見ているだけでその日1日を頑張ろうという
 活力が湧いてきます。

・フレッシュなレモンは珍しい猫ちゃんの形。
 猫好きさんにはたまらない愛らしさで
 置いた場所をパッと華やかにしてくれます。

・手のひらサイズだから置く場所は選びません!
 例えば、玄関に飾れば出勤時に「やる気」が
 湧いてきますし、トイレに飾れば「清潔」な
 雰囲気を演出できます♪

ここまで書けば伝わる「良さ」

いかがでしたか?
たった一つの作品写真でも、
ここまで「良さ」を伝えることができます。

そして、この文章を元にすれば

「この角度で置いた写真だともっと伝わるかな?」
「花の種類の写真も載せてみようかな?」

と写真のバリエーションを増やすこともできます。

ぜひ、「可愛いの作りました」から卒業して
あなたの作品をもっともっと多くの方に
知ってもらいましょう!

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