Gallup社認定クリフトストレングスコーチングから学んだこと。
■クリフトストレングステストとは。
クリフトストレングス※というツールをご存知だろうか。
※2019年にストレングスファインダーから名称変更
就職活動や転職活動をための自己分析ツールとして、一度は使用したことがある人もいるかもしれない。
クリフトストレングスは、米国のGallup社が開発した「強み」につながる「才能」、「資質」を見つけるためのツールで、世界60ヶ国以上の国で使用されている。
ざっくり言うと、自分では気付きづらい「自分の強み」を理解して伸ばすことで、強みを人生に最大限生かそうという発想から生まれたツールだ。
根っからの「褒められて伸びる人間」のわたしにピッタリ。笑
■人生2回目、ストレングステストを受ける。
実は、私は3年前、当時働いていた会社の能力開発プログラムの一環でクリフトストレングスを受けたことがあるのだが、正直言って結果はあまり覚えていない。
確か、戦略性とコミュニケーション力がなんたら・・・だったと思うが、当時は「ふーん。まあ苦手ではないかな・・・?」くらいにしか思っていなかった。
今考えると、すごくもったいないことをしたと思う。
今回、人生2回目のクリフトストレングスを受けることになったのは、オランダで職探しをするにあたり、一度立ち止まって今後のキャリアについて狭義でじっくり軸を定めたいと考えていたタイミングだった。
そんな風に考えていたころ、キャリアコーチで、先日Gallup社認定ストレングスコーチ養成講座を修了したばかりの友人が、コーチングをしてくれるということになったのだ。
この機会にとことん自分と向き合いたいと思っていたので、プロ目線でアドバイスをもらえるまたとない機会!と、お願いして時間を作ってもらった。
■自分を客観的に見る・知る。
Gallup社の公式サイトで受けたテストの結果、最も自分を表す資質の上位5位は
目標志向(目標を定めたら一直線に突き進む。)・・・異論なし。
未来志向(過去を振り返ることはせず未来を想像する。)・・・シャワー中に考えるトピックNo.1。
達成欲(生産性の高さ。必ず「結果」を求める。)・・・目標は絶対達成したい。が、達成した途端どうでもよくなる。
親密性(一人ひとりと深い相互信頼に基づく、長く続く親密な関係性を築く。)・・・仲良くなったら骨の髄までいっちゃう。
着想(アイディアをひらめく。新しい何かを生み出す。)・・・多分、暴走しがち。
だった。
クリフトストレングスの面白いところは、これらの「資質」はその人の思考の「特徴」であって、必ずしもすべてが「強み」に直結するわけではないというところ。
例えば私の場合、「目標志向」と「達成欲」が強く、目標さえ設定すれば、達成のためのスケジューリングや道しるべを考えるのは負担ではない。そして、ひとつひとつのマイルストンを達成していくことに、アドレナリンをドバドバ出すタイプだ。
一方、目標が定まらないと宙に浮いているような感じがして、ああでもない、こうでもない、と堂々巡りしてどうにもならない焦燥感にかられる。←いまここ
また「着想」で言うと、ブレストなんかでアイディアを出すのは結構得意な代わりに、色んなところに意識や興味が向きやすいので、熱しやすく冷めやすい。自分でもびっくりするくらい飽き性だ。。。
■コーチングを通しての気付き。
ストレングスコーチングでは、こういった「資質」をかみ砕き、これまでの経験を整理したり、どのようにすれば自分の得意をさらに伸ばせるかについて、コーチとの対話を通して理解を深めていった。
なぜ葛藤が生じるのかについても、思考のパターンを理解することで、自分という人間と付き合いやすくなるのだと思う。
1時間半ほど対話をしたあと、これまでもやもやしていたものが自分の中でストンと腑に落ちたような気がした。
頭を整理すると、
自分の資質に常にアンテナを張っておく。資質の原石を磨き続けることで、指数関数的に能力を発揮することができる。
自分が当たり前にできることは、自分が思っている以上に価値があること。注)「強み」を生かして他者を支えることができる一方で、「強み」を押し付けることで他者を苦しめてしまうこともある。(と私は理解している。)
(毎年末に一人反省会・決起会をしているのだが)自分を振り返る機会をより頻繁に持ち、常に目の前に人参をぶら下げてあげることでモチベーションを保つことができるかも?
新しい環境で挑戦する中で、長期的なミッションが見えてくる可能性がある(希望をこめて)。
それから、セッションの終わりにコーチからもらった言葉。愛に溢れすぎている・・・泣
ストレングスコーチング、実用的ながらとっても深く気付きの多い時間でした。
興味のでた方は、ぜひ「クリフトストレングスコーチング」検索してみては。今よりもちょっとステキな自分を発見できるかも。
つづく。
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