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暴力をふるう子どもからのメッセージ

今、感情のコントロールができず暴力をふるってしまうお子様の対応について学校の先生や医療現場、児童養護施設の職員さん、また、お子様のご両親からカウンセリングの依頼をいただく機会が増えています。

どんなときに暴力になり、誰に暴力をふるうかによってもメッセージが変わってくるので事例ごとにご紹介させていただきます🌎️✨

発達障害の小学4年生の男の子のお母さんがオーラ診断を受けて下さりました。
シングルマザーですが、普段はおばあちゃんが育児に協力をしてくれるそうです。

学校では暴力をふるう子どもとしてレッテルを貼られているそうで、学校からの緊急連絡も耐えないそうです。
精神科にもかかっていて薬を飲んでもいますが、薬が効きすぎて眠気で衝動性が抑えられているだけで根本的な解決には至っていない。とお母さんは話されていました。


ブログを読んで下さり、解決の糸口を探されている方々へ🌎️✨


まず、お子様はどんなときに、そして誰に、どんな人に暴力を振るいますか?
そこを見ていただきたいのです。

今回のお子様は、
「家族となぜか、仲がいい友達だったり仲良くなりかけている友達にだけなんです。
そして、優しくされると暴力を振るいます」とのことでした。

「せっかく仲良くしてくれているのに仲良い子も離れていくから辞めなさいって言うんですけどなかなか辞めないんですよね、、」とのことでした。

お母さんは、「暴力をするとお友達が離れていく」と思っていたのです。
「そりゃそうですよ、痛い思いさせますしね。暴力は絶対にダメです」と、強い口調で話されていました。

確かに暴力はいけないです。

ですが、
お母さんは◯◯くんから暴力を受けても離れないのはどうしてなのでしょうか?
そして、薬以外にも何とか道がないか?と勉強されたりカウンセリングを受けてくださっているのはどうしてなのでしょうか?

「子どもだからっていうのもあるし、言っても普段は優しい子やからね。気を遣ってくれたり、他の子にも優しい子なんです。可愛いっていうのもあるかな」と涙を流されていました。

そうなんです!!
お子様のオーラは水色。
水色のオーラの人は、
繊細で優しい性格で、
サービス精神が旺盛で柔軟性があるために多くの人に慕われて、周囲の人の喜んでくれることで自分らしさを発揮するとされています。

実際に優しくしてくれる子たちはお子様から暴力を受けて離れていきましたか?と伺ったところ、
「何でっていうぐらい、逆に優しくしてくれるみたいで。」とのことでした。

お母さんと同じで子どもたちも◯◯くんの優しさを知っているからこそ暴力を受けて
も仲良くしているのです。
お母さんがどれだけ暴力を受けても受け入れて許しているように家族だからというわけではなく他人であってもみんな同じなのです。


子どもたちは大人の私たちよりも敏感に本質を見抜く力を持っています。

暴力を振るって一番傷ついているのは暴力をした◯◯くんなのです。

このお母さんのところには相手の親御さんからも苦情が一切ないそうです。

この世界には与えたものを受け取るという宇宙の法則があるのです。
それはお母さんも他の子が何をしても受け入れて許して来られたことを表しているのです。

今までたった一人で頑張って育てて来られた◯◯くんを、次はみんなで育てていく番なのです。

お母さんは、申し訳ない、申し訳ない。と、殻に閉じ籠り、また問題行動を起こすのではないか?と常に冷や冷やしていたそうです。

そうではなくて、
彼は信頼できる人、サポーターはいっぱいいるよ!というのを教えてくれていたのです🌎️✨

お母さんは、このあと、
お子様のお友達を呼んで聴いてみたのだそうです。
「いつも暴力しているのにずっと友達でいてくれてありがとう、でも何で友達でいてくれてるの?」と。

そうしたら子どもたちが「こいつ暴力するけどそれだけ俺らのこと友達やって認めてくれてるからやで。他のやつには暴力しやんもん。ギャーギャー言ってるのは大人だけやで(笑)ただ、暴力は顔にはやめろって言った。そしたら顔には絶対しやんで、こいつ。ほんで痛くないように加減してくれてるのわかるねん。」

「でもな。今気づいた!!
◯◯!!
暴力しやんでも俺ら友達やし離れへんやん!もうわかったやろ?それやったら暴力しやんでよくない?

仮に暴力しても友達壊れへんから安心してな!」
と◯◯くんの前で話していたそうです。

すると、その日から暴力がぐっと減ったそうです。

お母さんに暴力したときにはその子どもたちのように、
◯◯くんを包み、優しく抱きしめるところから、そして
愛おしいことを話しているそうです。
そうしたらおばあちゃんにすごく優しくなった、と話されていました。

顔つきが全く別人に大変身していました🌎️✨

何より変化したのは、お母さん。
子どもたちのお母さんとまま会を開いたり、楽しく過ごすようになったそうです。

もちろん、すべての暴力がこの事例に当てはまるわけではありません。

ですが、
暴力全般のメッセージは、信頼関係なのです。
子どもたちは必死に自分の居場所を探しているのです。
愛の確認行為でもあるのです。

どうかその心の声を受けとってあげてください🌎️✨

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