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褒め言葉から自分の能力について丁寧に考察する。

4月は引っ越しでバタバタとしているうちにあっという間に時間が過ぎ去ってしまい、もう終盤に。

今日は、褒められたことについて真面目によくよく考えてみたというお話。

とてもありがたいことに、最近「頭の回転が早い」という褒め言葉を頂きます。
褒め言葉はなんでも嬉しい私。

褒められてウキウキしながらすごすのですが、この褒め言葉、自分の長所として認識しているものだろうかと思うとそうでもないことに気が付きました。

謙遜をして「いえいえ私にはそんな長所は・・・」などという話ではなく、なんだかピッタリとはまらない。

非常にありがたいことに、両親は私の教育にはある程度のお金をかけてくれ、学校の先生にも恵まれてきたので、「思考の深さ」という点では平均以上の力をつけさせてもらったと思っています。

なので「頭がいい」という趣旨の褒め言葉について、謙遜しようと思ったことはないのです。

「頭がいい」と言ってもらえるなら、それは私の両親や先生がお金と時間を割いて与えてくれた長所だから。
そんな長所を与えてもらってありがたいありがたい。と感謝することにしています。

でも一方で、どうもその褒め言葉、「回転が早い」という表現は自分の中でマッチしないのです。

「回転が早い」人というのは、とっさの瞬間に面白い一言が言えたりする人かなぁと思っています。
(レベチすぎるけど、わかりやすく言うなら、ダウンタウンのまっちゃんとかね)

自分を顧みると、とっさの瞬間に面白い、示唆に富んだ一言を発するというのは大の苦手。
その代わり伝えたいことを練りに練って、丁寧に構成して、ストーリーを作りこむことが得意で、その場で即興で話すというのはあまりうまくいかないんです。

私とイベントなどの打ち合わせをしたことのある人はご存知かもしれないんですが、実は打ち合わせの序盤から中盤、私はほとんどしゃべりません。
打ち合わせの最後の方になってようやく言いたいことがまとまって発言する感じ。

「回転が早い」という表現に近しい表現を使おうとするなら、「回転は平均以下だが、一回転の深度が深い」というのが一番イメージが近い気がします。

みんながあれこれ、ぱぱぱっと発言するペースについていけるような回転数は持ち合わせていない。
でも、一回転で平均の2~3倍の深さまで穴を掘れるというのか、そんなイメージです。

例えば回転が早い人というのは、みんなが10回転10cm掘るのに10秒かかるとして、それを3秒でできる人。
私の場合は、周囲が10回転して10cmの穴をあける間に、私は4回転しかできない。でもその4回転で12cmの穴を掘ることができる。

そんなイメージを持っています。

パッと見たら、周囲が10cmの穴を掘る間に12cmの穴をほっている。
だからそれを見て、「あの人2cm深く穴開けてる。回転数が多いに違いない」
ということで「回転が早い」という評価をしてもらえるのかなと思っています。

他己紹介して貰う機会ってたまにあると思うんですが、その他己紹介について「なんでこの人は私をこう紹介したんだろう?」「この人の言ってくれた私のイメージや長所は私の認識と一致しているかな?」と考えてみたことって案外ないかなと思うんです。

謙遜を美徳とする社会の中で生きる私たちにとって、褒め言葉をそのまま受け取り、自分の長所として受け入れることってとてもむずかしいことのように思えるんですが、

「あの褒め言葉、自分の長所と思っていることと一致しているかな?」
「あの人はどうして私をこういう長所のある人だと思ってくれたんだろう?」

とちょっと分析してみるのはどうでしょう?

他己紹介によって、人からの見え方をただ知るというのも面白いですが、他己紹介を分析することによって、自分と他者との自分に対する認識の違いやその背景を丁寧に理解してみるのも面白いのでおすすめです。

そんな分析を日頃からぼんやりとしているので、私への他己紹介はいつでも大歓迎です笑

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5/4(祝)は久しぶりにビーチヨガを開催します。

10:30~11:45 葉山の森戸海岸にて。

森戸海岸周辺には美味しいお店もたくさんあるので、海をみながらヨガして美味しいランチという素敵なGWの休日はいかがですか?

青空のもと、お待ちしています。
ご参加いただける方、ぜひご連絡ください^^

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