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当社で考えた効果の高い研修Vol.2

marimo HRの金口です。前回の続編になりますが、当社で行った研修で効果の高かった研修をご紹介したいと思います。

会社概要研修
会社概要はどの会社でも新入社員研修で教えていると思いますが、いったい何ができたら研修の効果が出たと言えるのでしょうか?当社も以前は、会社概要を暗記させたりしていましたが、現場から『会社の話もできないような新人を送り出してくるな!』とクレームが入り、インプットはさせていても、アウトプットをさせていない事に気づきました。現場はできる状態を望んでいるのです。

目的をしっかり考えさせる

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研修を始める前に、このスライドに書いてある通り、なぜこの研修が重要なのかをディスカッションして考えさせます。
このスライドの裏書には人事用にこんな事がかいてあります。
【狙い】
・研修の手順は仕事を覚えるための順序も含む。インプットアウトプットの繰り返しが大事だということを伝える
・ビジネスシーンで会社概要を話す場面がどのくらいあるかを考えさせる
【進行】
概要3分

グループワーク5分

ホワイトボードへの書き出し(書記に書かせる)5分      合計13分

調べる手段を身につかせる
覚えさせるよりも、調べる方法を学ばせます。一発で覚えるのは無理ですが、調べれば出てくることを学ばします。自分で調べた方がよく覚えているものです。

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【狙い】
資本金はあまり変化しないので一度覚えればOKだが、売上、利益は変化することを認識させる。調べる方法も熟知させる。
【進行】
スライドはそのままで、本人達のパソコンを使用して調べさせる 発表は抜き打ちにして3期分をホワイトボードに書かせる。恐らく20分かかる 
【総合計時間】100分

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【狙い】
自分たちで調べさせる事が狙い。表現方法を考えさせる
【進行】
調査10分+まとめ10分の合計20分 発表2分×4班=8分(発表役2)

アウトプットの準備
ロープレに移る前に調べた事を整理させ、会社概要を話すストーリーを作らせます。とにかく相手が聞きたいことを、相手の属性からストーリーを変えさせていきます。

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ロープレで身に沁み込ます。
やはり大事なのはロープレです。最後は私が相手になって行いました。こうして体で覚えることで、実際に話せるようになります。現場は、できる状態を望んでいますので。

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いかがでしたか?知識で覚えても、アウトプットができなければ“無駄な時間”になってしまいます。
どうせ時間をかけるなら、アウトプットができる状態まで持ちこみたいですよね。ここまでやれば現場も納得してくれます。
上記内容は抜粋ですので、全容を知りたい方はmarimo HRのホームページからお問合せください。

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