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武士のようなパパ

このブリとのメモリアルダイアリーは画像の日付ごとに毎日更新している
なので一日でたくさんの画像がある日もあれば
本日のように一枚の画像の日もある

こうやって振り返るとああ、もっとたくさん撮れば・・
と少しだけ悔いるときもある

うちのパパのすごいところは人生で、
ああすれば、こうすればよかったって絶対言わない
たらればも言わない
自分が決断したことだからと全てを受け入れている
だから安易な判断はできるだけしていないのだとおもう

そして自分で判断したのだから後悔はしてはいけない
ちょっと武士みたいだなと、剣道やってたからかな笑

後に一番すごいなと感じたのはブリとの時間を最優先にしていたこと
お出かけもほぼブリと一緒、お留守番は極力させない
だからふたりでの外食はほぼいっていない
出来るだけ一緒にいる時間を長くとっていた

わたしももちろんブリが大好きだし一緒にいたいと思ったけど
パパの徹底ブリに当初なんで?とおもったこともある
たまにはふたりだけで外食してもいいじゃん!
とか、実家に預けて旅行だっていいじゃんと言ったことあった
が、断固としていいよ、うちで食べようブリが可哀そうだしと
頑なに拒んだ

わたしは付き合いの飲み会もたくさん行ったし友人との旅行も何度か行った

今思えばパパが正しかった
わたしはいっときの美味しいものを食べたい、旅行したいという安易な気持ちに流れさていた
パパはブリとの時間は限られている、だから少しの時間も惜しいと最初から分かっていたんだと思う
わたしだってわかっている。
だが、人間って愚かだからその場の楽しいことをしたいとおもう

でもできるだけブリと寄り添ったことが後になり、
ほとんど後悔しないこととなる

もちろん老衰だったことで頑張ったし最後は辛そうだったし
今は楽になったかなとおもうのも含まれているかもしれない
ブリも全身全霊で生きてくれたし、わたしたちもブリを全力で愛したので
寂しさはあるけどみんなで全力で楽しんで一生を終えられたブリを誇りにおもう

そして今はブリはいないがいろんなメモリアルのスペース、ほぼ家まるまるだがいたることろにブリグッズがあるし、
こうやってわたしは毎日ブリメモリアルダイアリーを残しているし

週末はふたりで外食やブリと一緒で入れなかったところなどに行っている
たまに旅行もする慌てなくても全然よかったのだ
ふとブリと一緒だったらなと思うこともあり何となく思い出に浸ってはいるが
とても悲しすぎる気持ちにはならない
これが後悔しない生き方なのかもしれない

武士のパパにはいろいろ教えられる今日この頃

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