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「漫画 サピエンス全史」は読み聞かせにオススメ!

最近、寝る前、小2の娘に「漫画 サピエンス全史」を読み聞かせしている。

きっかけは「ママー、ヒトって、私たち以外にも種類がいるの?」と娘に質問されたこと。そうそう、私たち、ホモ・サピエンス以外に他の種もいたんだよ!でも今はいないんだけよ、それはなぜかというと…を「サピエンス全史」で読み聞かせしたところ「意外と面白かった。また読んで。」と、毎晩少しずつ読み聞かせています。マンガなので、イラストもとっても豊富で、子どもにも分かりやすいみたい。

分かり辛かったかな?というところは、もう一度要約して伝えているんだけど、その時思いもよらない会話ができるのも面白い。
例えば…

私「嘘と虚構は違うんだって。川の向こうにライオンがいないのに、『いる』っていうのが嘘。神話やお金とか、大勢のヒトが信じてる、想像上の物語を虚構って言うんだって。」
娘「え、でも、虚構も嘘なんじゃないの?川の向こうにライオンがいないのに、『いる』っていうのを皆が信じても、嘘は嘘じゃん。だから、神様がいる、っていうのも嘘なんじゃないの?」
私「なるほど…!」

後は…

私「狩猟採集時代の人たちは、アニミズムも信じてたんだね。動物とか植物にも意思や感情があって、人間と直接対話出来るって考え方なんだって。あーちも鳥とか虫とかと話してるよね。」
娘「それはアニミズムとは違うよね。だってヤマガラ(よく庭にくる鳥)が、ピピピーピーって言って、あーちがピーピーピーって言ったら、またピピピーピーって返してくれるのは、アニミズムじゃないでしょう?」
私「アニミズムより実在的ってこと?」
娘「そう。」
私「なるほどね…。」

こんな感じで、内容をそのまま理解して、現実の経験をそのままあてはめている私に対し、娘は「それは違うんじゃないか?」という目線で自分なりに考え、それを伝えてくれるのが、毎回対話していて「ぎゃふん」みたいな感じになり、楽しい。

あと、こういう哲学的な話題って、日常的に会話に上がることがそんなにないのですが、そういう話題をフラットに語る機会にもなります。

というわけで、お子さんが好きそうだったら、読み聞かせに「サピエンス全史」おすすめです。

※狩猟採集の時代から現代までの、性の在り方の違いの話も出てくるので、「赤ちゃんはどうやって出来るのか」の説明は済ませてから、がおすすめ!


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