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cello弾き、なーんて

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マイヤ・イソラ

マイヤ・イソラの人生を追ったドキュメンタリー 彼女の娘さんのインタビュー マイヤの予備知識がないとわかりづらい面もあるが、 マリメッコで働いていた時、最初は時給いくらだったことには驚き。 マイヤの仕事はマリメッコでは芸術とは認められていなかった。 マイヤの楽しみは自分がデザインしたカーテンが出てくる映画を見ること。 芸術作品と商業デザインの違いはなんなのだろう。 芸術であっても生活の中で使ってもいいのではないか。 とにかく素晴らしい才能。

    • ムーミンとトーベ・ヤンソン

      トーベ・ヤンソンのムーミンへの想い。両親や友人たちへ深く繋がっている。フィンランドの自然をこよなく愛していた。

      • 朝井まかて  ボタニカ 

         本当に才能のある人は凡人ではない。道楽と学究は紙一重でもある。才能を本当に表すためには一般常識社会の中でしかできないので、いくら天才でも普通の現実社会の中で折り合いをつけて暮らしていかなければならない。彼をそうさせなかったのは幼少期では祖母様、東京に出てからは壽衞さんがいたからだろう。子供の時から学校までも辞めて、好きなことを好きなようにやって死んでいく。普通の人なら苦労が多すぎて諦めてしまうようなことも苦労とは思わず、ひたすら続けていくことができるのも一つの能力だ。学問を

        • チェスをする女

          ギリシアのナクソス島に住む、ホテルの客室係エレニは二人の子供の母、自動車修理工の夫と暮らす、平凡な主婦でもあった。ある時客室にフランス人のやりかけたチェス盤を見て突如チェスへの欲望が目覚める。という映画みたいな話。本当に映画があるらしいけれど、もはや日本で見るのは無理なのかな。エレニの話でもあり、唯一絶大な協力者、ナクソス島の元教師クロスの話でもあった。人との繋がりはいつどこで始まるかわからない、という話でもある。ナクソス島ってどんなところなんだろう。すごくいきたくなった。青

        マイヤ・イソラ

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        記事

          フィンレイソン展

          新潟市新津美術館でフィンレイソン展をみた。 イギリス人がフィンランドに作った紡績工場。 最初の頃、給料は通貨ではなくて工場独自の金券だったこともあったらしい。 最初の頃のデザイナーは工場の職員から出たらしい。 単なる布製品ではなくデザインを工夫して取り入れて人気が出たのかな。創立200年の中でデザイナーはどんどん専門的なデザインの大学を出た人たちになっていった。 北欧のデザインは可愛くて印象的でマリメッコとも違う独創的なものだった。 時代が進むにつれて遠くから見る

          フィンレイソン展

          百花 川村元気

          年齢を重ねることで喜びも悲しみも同じくらい積み重なっていく。でも積み重なりすぎることはない人間の記憶。大体の人は、ほとんどの体験を忘れていく。認知症って普通の健忘症とどこが違うのか。記憶がなくなるのは仕方がないが、それが繋がらなくなっていくことが大変だ。身近な肉親、特に大切な母親の記憶が失われていくのは見ていられない。周りの人たちの自己嫌悪にもつながっていくのではないだろうか。もっとその人を幸せにしてあげていたら過去の記憶が食い違ったり失われたりすることがなかったのではないか

          百花 川村元気

          柳の雨

          行く水に雨がそぼ降る河岸の灯よ 傘が二つ 古の粋な着流しの男女ふらりの物語 またはある人の幻想。 オペラのレシタティーボみたいなフェルマータが抒情たっぷりで 色っぽく歌うべきか 小唄勝太郎はもう少し冷めた感じで切なく歌っている。 色っぽい方がいいかな でもそれできない

          MISS

          「ミスフランスになりたくて」 久しぶりに見たフランス映画。 前回見たのは去年の3月「レミゼラブル」。恐ろしい映画だった。 人種差別と生活苦と人々の怒りの塊が一気に爆発していた。 「ミスフランスになりたくて」はコメディだと思っていたら、もう少し深いジェンダーフリーの映画だ。 とにかく主人公のアレックスが美しい。かわいい。ミステリアスな魅力すぎる。 人権問題では日本より百歩先をいくフランスで今でも「ミスフランス」コンテストが毎年行われテレビ視聴者の楽しみになっていると

          シベリウス ヴァイオリン協奏曲

          フィンランドの人々のとっての自然は偉大で抒情的で心躍る場面もある、恐ろしくもあり親しみやすいところもある存在だろう。現代日本人にとっての自然は少し恐ろしい部分が多かった。暗くて得体の知れないものだ。捕まえられたら逃げ出し用のない畏怖の念を超えている。そして遠くから狼の遠吠えが聞こえてきてどんどん近づいてくる。

          シベリウス ヴァイオリン協奏曲

          グレン グールド

          最近たまたま テレビやラジオで耳にした。 グレングールドのピアノは一日中でも聴いていたい。 やはりバッハ。 昔本当によく聴いたのはゴルドベルグ変奏曲だ。眠れない伯爵のために作った曲だから子守唄がわりらしいが、演奏が素敵すぎて目が冴える。 グレン グールドのピアノは思わず聞き入ってしまう。独特のタッチとフレーズが聞くものを引き込んでしまう。 最近のブームはバッハのチェロソナタの三番の伴奏だ。畏れ多くもグレングールド様の伴奏を聴きながら自分で弾いてみる。軽快なテンポと

          グレン グールド

          雀の子

          端唄で「雀の子」というのがある。 一番は雀の子  街道に松が植えてある。 二番はアヒルのこ 虹が出ている。 三番はカエルの子 水道の水をかけちゃう。 端唄だけど新しい歌らしい。 端唄はクラシックのようで現代的な部分がたくさんある。現代と古典のミックス的なジャンルではないのだろうか。古典は落ち着く。現代は楽しい。それらが混ざり合うとはどういうことなのか。西洋音楽で言えばベートーベンとビートルズが混ざったような感じなのか。そう考えると案外納得がいく。クイーンもバロック風

          ゆるい漫画

          ゆるい漫画が好きなんです。 今日の猫村さん 猫猫日本史 ロダンのこころ こげぱん こげぱんはとっても人懐こくて可愛くて健気なパンたちだった。こげぱんだからちょっと卑屈になってもいいようなものだのに、とても素直で純真なパンたち。 みんなで力を合わせて頑張っていた。こげぱんの好きなポーズは「狐のポーズ」だ。京都の伏見稲荷で狛犬でなくてこま狐を見て「狐のポーズしよ」っていって、狐と同じ格好をしようとするこげぱんが可愛かった。 猫村さんは特別な存在だ。猫村さんには心が洗

          ゆるい漫画

          寒い日の食べ物

          おでん ポトフ 煮込みうどん 煮込みハンバーグ みかん おでんの具は大根 はんぺん がんもどき 玉子 ちくわぶ ちくわぶってなに

          寒い日の食べ物

          ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番はかわいい曲だね❤️

          ベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番はかわいい曲だね❤️

          寒いのが嫌い。かといって冬は嫌いではない。冬こそ暖かく過ごすたい。

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          騙されたい

          騙された先にどんなことが待っているのか。 騙されるとはどういうことなのか。騙された結果普段の自分ではできない行動ができるようになるのではないか。だとしたらそれは騙されたと言えるのか。

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