マレーシアで4回目の引っ越し⑤内覧にエージェントが来なかったけど結果オーライだった話
引っ越しまであと1カ月を切りました。
マレーシアの物件探しではエージェントやオーナーが大事ということを以前のnoteでも書かせていただきましたが、人それぞれ許容できる範囲は違うので今回のお話は参考程度に読んでいただけると嬉しいです。
12月某日、不動産検索サイト・iPropertyでコンタクトをとったエージェント・インド系マレーシア人のEmmaさんと物件の内覧に行く日が決まり、当日も15時に待ち合わせをしていたときのこと。
当日の14時半、Emmaさんから
「今日、ちょっと離れた場所で別の顧客とのアポが長引いているのよ…
申し訳ないのだけど私は行けないかもしれないわ。
でも、代わりに今住んでいる人に頼んでおいたから大丈夫!
そのまま内覧に向かってね!」
とボイスメッセージで連絡が来たのです。
今住んでいる人たち…不動産屋エージェントの代わりに対応してくれるなんてとても良い人たちなんだなぁと思いながら物件へ向かうと、住人のハンガリー人・マークさんが家の前で待っていてくれました。
休みの日だったので、Tシャツの下はパジャマのズボン姿が印象的だったマークさん、後で奥さんに怒られていました。
その後、パジャマのマークさんの案内で家の中を一通り見て回り説明を受けたのですが、これが良かったです!
今住んでいる人たちなので
・水回りはどう?
・インターネットはどこの業者を使ってる?快適に使える?
・虫はでたことある?
・雨漏りはしたことない?
・隣人問題はどう?
などなど、直接質問することができました。
マークさん一家は娘さん、奥さんと3人暮らし。
今回、娘さんの学校が首都であるクアラルンプール方面に決まったこと、在宅勤務ではなくオフィス勤務になることから引っ越しを決めたそうです。
マークさん曰く
「この家は僕にとって夢の家だよ!広いし何でも揃ってるし、静かだからね!」
とのこと。
学校や会社のことがなければ長く住む予定だったようで、浄水器や建物へのWi-Fiの回線もマークさん一家で設置していて、引っ越すことが本当に残念そうだったのが印象的でした。
虫も1年住んでほとんど出現せず、1度だけゴキブリはでたとの話でしたが、それもそのはず…
奥さんがキレイ好きなのか部屋の隅々まで掃除がとても行き届いていて、トイレ、お風呂場も汚れもなく臭いもしないくらいキレイにしてあったのです。
前の住人がキレイ好きだとなんだか安心します。
以前、友人から聞いていた話では、友人宅の前の住人はインド系だったことから、カレーとスパイスのにおいが取れるのにとても時間がかかったということも…
エージェントやオーナーも大事ですが、前の住人も大事ですね。
内覧の後もマークさんの連絡先を聞いていたおかげで、お薦めの浄水器サービスや家の設備のことなども聞くことができたのも良かったです。
不動産エージェントだけ、もしくは不動産エージェントが同席していたら聞けなかった情報も多く聞くことができて結果オーライ。
内覧の後にすぐに家を仮押さえしてもらうよう、Emmaさんに連絡をしました。
(結局Emmaさんは「遅れて行く」と言っていましたが、来ませんでした(笑))
でも、おかげで素敵なハンガリー人・マークさん一家と知り合えて、なんだか得した気分になったので、これもご縁かもしれません。
今回はマークさん一家とのご縁もあってすぐに家を決めることができました。
ある意味これもEmmaさんのファインプレイ?と思いながら、寛容な人たちが多く住むマレーシアがまた好きになりました。
次回のnoteでは、実際の引っ越し先の家の広さや家賃などのことを書こうと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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