マレーシアNewsClip:ナシレマバトル!?(2022/10/6)
今日はFMTから
Battle of the nasi lemak: 5 of Klang Valley’s best!
の話題です。
「ナシレマ」はマレーシアのソウルフード。
日本では私も食べたことがありませんでしたが、マレーシアで暮らし始めてからすっかりその味の虜になりました。
今回のFMTの記事では、マレーシアの中心地付近Klang Valley地区の5店舗のナシレマの中でどれが一番美味しいか!?という内容です。
ナシレマは
ナシ=ごはん、レマ=油(ココナッツミルク)という意味で
ココナッツミルクで炊いたご飯に様々なおかずを添えて食べます。
ココナッツミルクでご飯を炊くというと、日本では想像ができないかもしれません。日本に住む家族にナシレマのことを話したら、「ミルクでご飯を炊くなんて気持ち悪い」とまで言われました。
ですが、ここで「気持ち悪い」と言っているのは、「ココナッツミルク=甘い」というイメージからだったようで、砂糖ご飯のようなイメージを持っていたからでした。
確かに日本で口にするココナッツミルクの入った飲み物は甘くてさっぱりしていますね。
もともとココナッツミルクは砂糖のような甘さではなく、独特の甘みを持っていて、ナシレマを炊くときには塩や生姜、レモングラスなども一緒に炊くのでとてもいい香りがします。
そしてお米も日本米ではなくジャスミンライスなので、粘り気などもほとんどありません。
ココナッツミルクで炊いたご飯と一緒に付け合せるのは、イカンビリス(ダシじゃこの素揚げ、いりこのようなもの)、ピーナッツ、キュウリ、ゆで卵(半切りが基本)にマレーシア伝統の甘辛いサンバルソース。
スパイスたっぷりのサンバルソースは各家庭やお店によって辛さや風味が是全違うので奥が深いです。
屋台などでは1つが1リンギット(約30円)から買って食べることができるナシレマはマレーシアの国民食。
日本ではマレーシア料理専門のレストランでないと食べることができませんが、機会があればぜひ味わってほしい逸品です。
(コウケンテツさんのレシピも美味しそう!)
本日もお読みいただきありがとうございます。
From Malaysia
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