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マレーシアの警察官は怖い?(2022年6月17日#おまわりさんの日)

マレーシアでは「おまわりさん」のお世話になったことは、幸いにも私はありません。もちろん日本でもなかったです。

「おまわりさん」といえば、今年の4月から従姉妹の子ども(はとこと言うのでしょうか)が子どもの頃からの夢だった警察官になれたという嬉しい知らせがありました。
子どものころから剣道を習ったり、大学でも一生懸命勉強していた子だったので私も嬉しいです。


マレーシアにももちろん警察官はいますが、あまり良い噂は聞きません。

最初に入社した会社で注意を受けたのは「身分証(パスポート)をどこに行くにも身に着けること」でした。
もちろん身分を証明するものなので持って歩きたい気持ちはありますが、貴重品になるのでできれば近場では持ち歩きたくないというのが正直なところ。

会社からの説明では日本人の場合には身分証の提示を求められることも多く、理由としてはいわゆる「賄賂」を警察官から要求されるためとのことでした。

日本ではあまり考えられないことですね。

最初は注意喚起かな?と思って話半分で聞いていたことだったのですが、会社の同僚がタクシーに乗っていたらいきなり警察官に止められ、身分証はスマートフォンで写真に撮っていたパスポートを見せたら「原本以外は罰金だ」と脅されるということもあり、どうやら本当のことのようでした。
(脅された際に「大使館に連絡する」と言い返したら、「行っていい」とすぐに釈放されたとのこと)

後で調べていると車の軽微な交通違反も警察官に賄賂を渡せばその場で収まるとか…マレーシアにもMACCという汚職防止委員会がありますが、すべての賄賂を取り締まるのは難しいようです。

警察官というと、強そうで少し怖いイメージがありますが、マレーシアの警察官は別の意味でもちょっと怖いですね。


6月17日はおまわりさんの日
1874年、日本で初めて「お巡りさん(警察官)」が巡査制度とともに誕生したことを記念して制定された記念日です。

マレーシアでも警察官のお世話にはならないように注意しないといけないですね。

本日もお読みくださりありがとうございます。

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