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あんぱんの奇跡(4月4日#あんぱんの日)

明治8年に明治天皇にあんぱんが献上されたということで、
4月4日はあんぱんの日に制定されています。

あんぱんは私が好きなパンのひとつ。
シンプルに小豆をパンで包んだあんぱん、疲れているときに食べると不思議と落ち着いて元気になります。
ふわふわのパンに包まれた甘いあんこはしあわせの味ですね。

そして、あんぱんで思いつくのは「アンパンマン」。
10月3日のアンパンマンの日にも大人になってから聞くと心に沁みる深い歌「アンパンマンのマーチ」についてのnoteを投稿していました。


「アンパンマンのマーチ」といえば、最近読んだオタクキングこと岡田斗司夫さんの本「人生の法則」でも出てきました。

なにが きみの しあわせ なにをして喜ぶ

岡田斗司夫さん曰く、「アンパンマンのマーチ」の中のこの歌詞の答えが分かる糸口になる?という「4タイプ判定テスト」は結構やってみて面白かったです。

「4タイプ判定テスト」は人間の欲求を4タイプ(司令型、理想型、注目型、法則型)に分類し、自分のやりたいこと(人生の目的)を見つけやすくなるとのこと。
また、他者の結果を見ることで、他人の「欲求(したいこと)」がわかるから、人間関係がスムーズになるそうです。

こちらのテストはWebにも公開されているので、興味のある方はぜひやってみられると面白いですよ。

ちなみに私は「法則型」でした。

岡田斗司夫さんの本の最後には、「アンパンマンのマーチ」で歌われている生きる意味、人生の目的についての岡田さんの考えも書かれています。
「4タイプ判定テスト」を受けて本を読んだ後にはなるほどなぁと思いました。

あんぱんの話からはちょっとずれましたが、あんぱんの日のことを調べているともともと安土桃山時代にポルトガルから伝わったパンは日本では流行らなかったそうです。
そして、明治時代に入り文明開化で洋食も食べられるようになりましたが、パサパサとした食感のパンは不人気。
そんなパンを広めようとしたのが、有名な木村屋でした。

現代のあんぱんは、酒種まんじゅうをヒントにした「酒種あんぱん」が起源と言われています。
そして、木村屋の「酒種あんぱん」をお花見のお茶菓子として明治天皇に献上したところ、その味が絶品であったことからあんぱんは日本中に広まったそうです。

今ではあんぱんといえば、定番のパンのひとつですが、西洋から取り入れた文化を自国でも流行るように工夫を重ねた木村屋の方々がいたおかげで、現代の私たちは美味しいパンを食べられます。

日常に当たり前に食べているもの、受けているサービスなどは、過去や今の自分以外の誰かが「伝えて」くれた大切なもの。

現代まで伝わっているひとつひとつのことが、きっと奇跡なのかもしれません。

岡田斗司夫さんの本を読んだ後にあんぱんのことを考えながら、現代のあんぱんも誰かが「伝えて」くれた大事な「文化」。

ずっと大切に伝えていけたら良いな、と思いました。


本日もお読みくださりありがとうございます。

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