見出し画像

マレーシアで季節感はなくても:2021年12月22日(冬至)

常夏の国マレーシアにいると日本のような「季節」は感じにくいのですが、なんとなく日本の季節の行事を大事にしています。

在宅勤務になってから同僚たちとはTeamsというチャットアプリで会話をしているのですが、「今日は日本では〇〇って日なんだよ~」と日本のことを話すと喜ばれたりもしますね。

12月22日は冬至。1年間で太陽の位置が最も低くなる日であり、1年間で日中が最も短くなる日です。
日本では冬至の日にはカボチャの煮物を食べたり、冬至風呂と称して柚子湯に入ったりする風習がありますね。

日本と同じく「節」を大事にする中国では、冬至の日に北方では餃子、南方では湯円(タンユェン)というお団子を食べるそうです。
マレーシアで暮らす中華系の人たちも冬至には一家団欒、家庭円満を願って湯円を食べるとのことなので、もしかしたら今日は買い物に出たら湯円に出会えるかもしれません。

そして、マレーシアのお風呂には浴槽がないので柚子湯には入れませんが、柚子のお茶なら飲めそうだなと朝から考えていました。
韓国料理の専門店などでは柚子茶は「Citron tea」でメニューにありますし、少し大きめのスーパーには瓶詰めの柚子茶も売っています。

季節ごとにこうして楽しみがあるのは日本独特の残していきたい文化ですね。

今日も外の気温は30℃なので、冬の季節感はまったくないマレーシアですが、日本の家族を思いながら私も冬至の日を楽しみたいと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。
夜はゆっくり柚子湯、柚子茶で暖まりましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?