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大人になって買った絵本:2021年11月30日(絵本の日)

大人になってから2冊の絵本を買いました。
どちらも子どもの頃に読んでもらったり、自分で読んだりしていた絵本で忘れられない作品です。

1冊目は「しろいうさぎとくろいうさぎ」

そして、2冊目は「100万回生きたねこ」です。

どちらもベストセラーの絵本なので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

大人になってから絵本を改めて読んでみると、子どものころとは違ったことが見えてきます。
子どもの頃は確かに感じていたけれど、大人になるにつれて忘れていってしまった大事なことを思い出しているのかもしれません。

誰かと一緒にいられる喜び、それは失う悲しみと隣り合わせ。
でも、それは生きている限り誰にでも平等に起こることです。

「死」があるからこそ、「生」も存在します。
「別れ」があるからこそ、「出会い」があります。

私も大人になってからは特に、いつもそんなことを忘れて生活をしているのですが、「死」を意識して生活することで、生きている「今」がもっと輝かしいものになるかもしれませんね。

11月30日は絵本の日。

絵本の研究者、作家、出版社、書店、読者とともに絵本の魅力を伝え、絵本をとおしてこどもたちの感性を育て、個人と社会を結び、その教育的、文化的、社会的な活動を広めていくのが目的。日付は近代絵本の魁けとなる考え方を示した瀬田貞二の『絵本論』(福音館)の初版が発行された1985年11月30日にちなんで。
日本記念日協会

私は母が本好きだったので、子どものころには沢山の絵本を読んでもらったことをよく覚えています。

「しろいうさぎとくろいうさぎ」は、妹と2人で「うさぎが可愛いね」といって何度も読んだり、「100万回生きたねこ」は1人で読んで泣いてしまったりしていました。

「ごんぎつね」は最後まで読んでもらうのが嫌で、母が読むことを途中で止めていたこと、「花さき山」の美しい切り絵は子どもの頃は怖くてたまらなかったこともあります。

大人になって改めて絵本を読むと、子どものころには感じなかった気づきを得られたり、大事なことや素直な感情を思い出させてくれたりしますね。

今日は子どもの頃に読んでいた絵本のことをもう少し思い出してみようと思います。

本日もお読みくださりありがとうございます。
皆さんはどんな絵本の思い出がありますか?

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