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【詩】「おいでやさしいひとよ」(大川隆法著「青春詩集 愛のあとさき」より)

いつも記事に目をとめてくださり、本当にありがとうございます。

私の記事では、大川隆法先生の累計3500回の法話、3100冊以上の著書の中から、おすすめの作品を紹介しています。


大川隆法先生が20代の頃に書かれた青春詩集、「愛のあとさき」。


今回は、この詩集の中から、詩「おいでやさしいひとよ」をご紹介したいと思います!

この詩を選んだ理由は、皆さんと共に、春の暖かな気配を感じ取って、優しい気持ちになりたいから。

こちらも、実体験を元に作られた詩で、時を超えて楽曲としても結晶化しています。

残念ながら楽曲は一般公開されていないので、詩の部分のみご紹介させていただきますね🌷



「おいでやさしいひとよ」


おいで 

やさしいひとよ

おいで 

かつて愛したひとも

(春だから)



おいで おいで

みんなおいで

大きく手を開いて

この胸にうけとめよう

(だって春だから)



虫も

花も

雲も

風も

木の芽も



おいで

おいで おいで

みんなでておいで

(だって春だもの)



アッコちゃん

きのうの雷すごかったね

チエちゃん

朝寝坊はいけません



さあ

おいで おいで

ぼくのこころは晴れやかだから

あの空までも昇っていこう



おいで 

やさしいひとよ

おいで

こいびとよ

(ほんとうに春だもの)



おいで

うつくしいひとよ

ぼくと手をつないで

あのちぎれ雲に

のってゆこう

(だって春だもの)



なつかしい南の島の

菜の花畑に

雲雀をさがしにいこうよ




(完)


【感想・気づき】


若き日の大川隆法先生が、春の情景を汲み取って詩にされた作品です。

青年時代の先生のふんわりとした優しさが感じられて、とても幸せな気持ちになります🥰

ちょっと気になるのは、アッコちゃんとチエちゃんについて。笑

どうやら、アッコちゃんもチエちゃんも実在の方のようです。

特にアッコちゃんに関しては、大学時代に出会った片想いの女性として、何度も詩に登場しています。笑

以前紹介した「愛」も、どうやら彼女とのエピソードが詩になったようです。

過去に好きだった女性の話や、失恋話も忌憚なく話して下さるところに、器の大きさを感じるのは私だけでしょうか。笑

そして、その愛の視点は恋愛だけにとどまりません。

虫、花、雲、風、木の芽……

春だからこそ、すべての生きとし生ける存在を慈しみ、包み込むような優しさを持ちたいものです。


先生、うけとめてください!

先生、手を繋いで、空まで上がってください!

そう思う方も、いらっしゃることでしょう。


この「おいで やさしいひとよ」は楽曲化もされているのですが、聴いていると、

春麗らかな陽気、

暖かな風が吹き抜ける中、

柔らかな、大きな心で私たちを包んで下さるような、

そんな心地良さを感じます。


正邪を判定する強い意志の力も大事だけど、

時にはすべての者に優しい気持ちを持てるような、

そんな心境も大事ですよね。


春の季節にふさわしい詩をご紹介させていただきました。

皆様の心にも、暖かな春風が吹き抜けていきますように。

最後までご覧くださり、誠にありがとうございました!


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