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続Day 1in Europe :ノイシュヴァンシュタイン城と世界遺産ヴィース教会
次にバスで4時間近くかけて向かったのがシュバンガウいう町の上に聳えるノイシュヴァンシュタイン城、ドイツ一の観光名所です。日本の明治時代に騎士道に傾倒したルードリッヒ2世が巨額を投じて築城したディズニーランドのシンデレラ城のモデルになった建物。中世のイメージではありますが、意外に新しくまた王の死により未完成のままとなっているそうです。
シュバンガウでの昼食の後、シャトルバスでお城まで登りそこからいよいよ見学。
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馬車を使うことも徒歩で行くこともできます
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シャトルバスを降りて坂道を少し下ったところに入り口があり、5分刻みの予約の時間ごとに40人が入っていきます。時間厳守!
場内は撮影禁止ですが、王の教養と博識が伺える絵画や彫刻でどのお部屋も豪華に飾られています。召使の部屋は当時のまま。王が読書した青い織物の椅子や天蓋付きのベッド、キッチンなども興味深く見学しました。崖の上に築城するのは人力や馬の力で、その当時の気の遠くなる苦労が偲ばれます。
そのお城よりさらに印象的だったのはお城から見える景色で、ドイツアルプスやバイエルン地方の豊かな自然はとても写真やnoteに表現し尽くせるものではありません。
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この風光明媚な土地だからこそ、ここにお城を築くことにしたのだと王の気持ちがわかった気がしました。お城の中は螺旋階段で上り下りしますし、帰りは出口からハイキング道のようなところをバスまで20分は降りていくのでなかなか体力も要ります。雪のノイシュヴァンシュタイン城も写真で見かけますが冬場に訪れるのはもっと大変そう。
さて、ここから1時間ほどバスに揺られ、ヴィース教会という世界遺産になっている教会に向かいました。もとは小さなキリスト像が忘れ去られるようにあっただけでしたが、ある人が大事にしているとキリストの目から涙が3滴出て、それ以来病気治癒などさまざまなご利益があるというので世界中から信者が来るようになり、寄付を募って立派なロココ調の教会が建てられたというものです。
外観は大きいけど質素な感じ。
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ところがドアを開けて一旦中を見ると
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あますところのないパステルの天使のモチーフなどに埋め尽くされた内装に圧倒されます。珍しい教会の世界遺産、なかなかアクセスの良くないこの土地に来られたのばバスツアーだからこそ。遠路はるばる日本からこのような大旅行⁈に来られていることに感謝の祈りを捧げました。
ここからまた4時間ほどバスに乗ってザルツブルグを目指しました。ドイツとはしばらく別れてこの後オーストリア、チェコと回ります。ドイツでは風力発電、太陽光発電の設備をよく見かけました。地熱発電にも取り組んでいるとのこと、原発ゼロを決めた環境重視の方針が実感されました。
見渡す限りの小麦畑から牧草地帯へと眺めは変わりましたが農業国という色合いも強く見受けられました。食事は概ね質素。帰るまでには地ビールに挑戦しようと思います。
高速道路で何事もなく国境を通過してオーストリアに入りました。添乗員さんのお話ではベルリンの壁の崩壊後はオーストリアからドイツめがけてくる難民で大混乱した地ということですが今は穏やかなEUです。ザルツブルグの快適なホテルに着きました。続きもどうぞお楽しみに。
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