「美味しいもの食べに行かない？」は魔法のことば

2週連続若い人たちとの会食を楽しむことができるなんて、なんと楽しいこと！ご無沙汰していた娘世代の人に連絡するのにほんの少しの勇気を出せばこんなに楽しい時間を過ごすことができる。

「美味しいもの食べに行かない？」

に断ることができる人はそんなにいないようだ。デートに誘う古典的手法なんだろう。

やっぱりたまに外食するのはいいですねーお料理から解放されて片付けも不用。あるのは笑顔とほんの少しのポケットマネー。そんな大それたお店を選ばなければ大丈夫。若い人が喜びそうな小綺麗なところにしましたよ。

地方から親元離れて住んでいる彼らに声をかけたかったけどあいにくのコロナ禍で機会を窺ってました。やっとで元気にしている姿を見て盛りだくさんの話題に時間が経つのも忘れました。小さい頃から知っているので感慨深いものがあります。

こんな立派な社会人になって〜
お付き合いしている人もできて〜
おばさんの誘いに応じてくれて〜

お仕事の話もたくさんしてくれました。まだまだ先輩に教わりながら、しっかり勉強しています。大変そうな医療機関での仕事に志を持って就いた彼女は眩しくて。先頃亡くなった私の親友のお嬢さんです。

産婦人科の道を選んだのは生まれてから死ぬまでの女性の一生に関われるところに惹かれたからだそう。そう言われるとお腹にいる頃から生まれる瞬間、思春期の生徒や出産適齢期のひとたち、更年期に差し掛かっての婦人科のトラブル、はたまた女性特有の癌など産婦人科とは長ーいお付き合い。素晴らしい選択！

美味しいものを頬張りながらいろんなお話してくれました。彼をどうお父さんに紹介しようか。母親不在だとそれはハードルが上がるというもの。きっと喜んでくれるに違いなくても。なんか私にできることがあればと言いかけたけど余計なお世話はこれくらいにしておきましょう。手土産にしたデコポン、喜んでくれたかな？

同い年の私の娘と3人で楽しいひと時でした。そこはかつて我が家が住まいを構えていたところにほど近かったので彼女と別れてから娘と二人、ルーツを辿ってお散歩しました。通った幼稚園、よく行ったたい焼き屋さん、住んでいたマンション、遊んだ公園。初めてできた鉄棒は老朽化したのでしょう、撤去されていました。そのエリアに今、彼女が住んでいるがよいきっかけで25年ぶりで親子の時間も持てました。

美味しいものはいいですね。来週は同じ手でもう少し大勢の会食予定。会いたい人には会っておこう。そんな気持ちです。

新しい1週間が始まりますね！
今週も張り切ってまいりましょう。