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Day 5 in Europe: 世界遺産プラハからサッカーで盛り上がるニュルンベルグへ

一世一代の大旅行も残りわずかとなってきました。この日はプラハで目覚め、バイキング形式の朝食をいただいてから徒歩の市内観光へと向かいました。ブルグという高い位置にある宮殿からスタートです。

前方に見えるのは砂岩でできたゴシック様式にの教会。近づくと日曜日なのでミサのパイプオルガンの響きが聴こえてきました。

キリスト教を知っているとヨーロッパ旅行はもっと深く感じるはず。まあそこは今更ということで。

相変わらず一等地にぶんどっているのがスタバ。世界一眺めが良いスタバとも称されているようでプラハの旧市街を一望できます。

プラハと言えばカレル橋。撫でると幸運になるという像はどこやらの文殊様とも似ていて世界中同じような言い習わしがあるものです。日本にキリスト教をもたらした聖フランシスコザビエルの像もありました。

橋を抜けて市街地を歩くと自由に落書きをして良い壁というものを見かけました。

共産主義時代にはビートルズの音楽を聴く自由もなかったチェコ、ジョンレノンが亡くなった時に追悼の落書きが始まりそれは警察なども大目に見たそうで、次々書き込みが止まなかったとか。今も書き込んで良いことになっているのでツアーの他の人たちと名前を連ねました。

スメタナのモルダウを聴いては一度は土を踏みたいと思っていた場所に立つことができて奇跡のようでした。他にはドヴォルザークも生み出されているチェコ。今のビールの発祥地でもあるそうです。

ピルスナピールという軽くて琥珀色のビールがたまたま出来上がって以来、世界にそれは広まったとのこと、ピルゼンという町にあるその醸造所に立ち寄り、ビーフのビール煮をランチにいただきました。

ついついお土産も購入。だんだん増えるものですね。

そこから更にバスに揺られてこの日はワーグナーの曲でも知られるニュルンベルグまで。そう、またドイツに戻って行きました。

中世の街並みもずいぶん見慣れたものとなり、自由時間にドイツのソーセージのお店に入ったらどうやらサッカーのヨーロッパ大会で賑わっているらしくスコットランドから応援に来ているグループの人たちと隣り合わせになりました。

日本から?と英語で聞かれてそうよ、と答えると2017年に日本に行ったからすぐわかったよ、当時一才でしかなかった娘がとても日本を気に入ってね、と奈良公園で鹿と撮った写真を探して見せてくれました。今は東京のほうに住んでるけどわたしは奈良出身よ〜などとひとしきり会話が弾み、12日間の日程でスコットランドチームの応援にドイツに来ていてこの先ハンガリー戦など観戦すると教えてくれました。日本でもサッカーファンは関心があることでしょう。

ニュルンベルグはミュンヘンに次いでバイエルン州2番目に大きな町らしく、活気がありましたが町の至る所にゴミが放置されていて日本の清潔さとは大違いでした。明日は最後の訪問地ハイデルベルクに立ち寄って帰国です。食べたかった本場のプリッツェルも食べて、心残りも少なくなってきました。

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