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Day 4 in Europe: ウィーンからチェスキークルムロフ経由プラハ

この日はウィーンのホテルを発つ前にロビーのピアノを弾いてみるという大胆なチャレンジをしました。友人はモーツァルトのピアノソナタ、私はトロイメライ。出だしはよかったということで…
ヨーロッパ人観光客の拍手がピアノソナタに送られました。

ウィーンの思い出がまた増えて、長女おすすめのチェスキークルムロフへとバスに揺られて進みました。北海道より少し広く人口800万人のオーストリアから、北海道より少し狭く人口1,000万人のチェコへと国境を超えます。言語もドイツ語からチェコ語へ。島国の日本で育った私には不思議な感覚です。

昨日から見えるオーストリアのパッチワークのような田園には小麦やとうもろこし、ジャガイモなどが植えられていて、若い頃ならただ美しいと眺めていたところ、この年になると農村も耕す人がいてこその美しさと気づきます。旅が終わったら私もまた自分を耕したい、そんな気持ちになりました。

289kmという道のりを4時間かけてバスで走ってたどり着いたのが長女のおすすめの町、チェスキークルムロフ。モルダウの蛇行するところに築かれた中世の町が保存されて世界中から観光客が詰めかけています。

とにかく青い空にレンガ屋根が映えて、川遊びをする人たちも楽しそう。ひたすら石畳を歩くのはなかなか大変ですが連日20,000歩ほど歩いています。新婚旅行のカップルもあれば70代のご夫婦もあり、ご高齢の1人参加の方もあり、皆さん健脚で驚きます。

この1週間はあいにくのお天気、という予報はすっかり外れて、爽やかな初夏で20度前後。しかも日没が9時くらいなので1日を存分に使って見て回ることができています。バラなどお花も多く、夏休みほど混み合っていなく、ツアー料金も抑えめな6月はヨーロッパ旅行に最適かもしれません。

チェスキークルムロフの美しさは特に説明も要らず、ため息ばかり。もちろん世界遺産に指定されています。

そこからホラショヴィツェ歴史的保存地区というところに立ち寄り、

一路プラハを目指しました。旅もそろそろ終盤、珍しく車酔いしそうになりましたがトラベルミンで撃墜。ツアーの方々とも親しくなり皆様の旅の武勇伝などを伺いながら楽しく過ごしています。明日のプラハ市内観光が楽しみです。

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