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中古マンションに10年住んでよかったこと8個

ごきげんママ♡は不動産を見るのが結構好きでした。いろいろ見て勉強したくなったので宅建の資格を取りました。何も活かせてませんけど、今も不動産の広告を見るだけでもわくわくします。

住むところを探していたのは10年以上前。夫婦40代、子ども中学生二人と幼稚園のころでした。土地も見た、建売住宅も見た、中古物件も見た、新築マンションのモデルルームにも行った。その当時はファックスが主流で木曜日になると週末の予定を入れようとしきりに不動産会社から情報が流れてきていました。そんなこんなで都内で100軒くらい見に行ったと思います。

我が家の予算では、という条件付きですが

土地・・・小さいのに高い。建てるのに間取りやデザインを決めるセンスに自信がない。

建売住宅・・・主に三階建てで掃除しにくそう。夫は一階リビングにこだわったが日当たりの関係で二階リビングがほとんど。

中古住宅・・・戸建ては老朽化が進むのが早い。住んでいるイメージが湧く物件がなかった。

新築マンション・・・図面で買う勇気がなかった。広告費が多大で価格にのせられているのがばかばかしい。

そんな風に数年が過ぎていきました。このまま家は買えないかも、と半分諦め、まあ急がなくても賃貸に住んでいればいいや、と思い始めたころ、ふと情報誌で今住んでいるマンションが目につきました。

駅3分、広め。隣県中古マンション…これまで視野に入れていなかったのに、なぜか試しに見てみよう、と家族で意見が一致。この物件に最初に目を付けたのが誰だったのか、今となっては手柄の取り合いの様相を呈しているほどです。

さて、いざ当日。駅から案内された初めて訪れる街の目の前に現れた物件はなかなか落ち着いた五階建てのれんが造り。感触は上々です。もう少し言うと軽く感動しました。まだ前の方が入居中でしたが初対面の女性の上品な感じもとても印象に残っています。新築から20年間住まれたそうです。お部屋の中は、調度が多くて和室にはお仏壇もありました。ここに以前はご夫婦とお嬢さんでお住まいだったのですね。

なんだかすこしリフォームすると5人で住むイメージが湧いてきました。辛口の夫も珍しく気に入った様子。都内からは考えられない価格帯でした。何より決め手になったのはベランダからの眺め。

他に検討中の方もあったようですが、我が家が購入できることになった時は小躍りしました。都内新築一軒家のはずが、現実は真っ逆さまだったというのにも関わらず。引き渡しの時には自然と前の持ち主の方に「大事に使わせていただきます」とご挨拶していました。

そして下の子の小学校入学に合わせて引っ越し完了。小中高と過ごして近所にお友達もできました。

住んで良かったことは、

①今もベランダに出るたびわくわくすること。

②5人で住める広さがあったこと(一応子ども一人一部屋)。

③最低限のリフォームで快適で好みに合った住まいになったこと(トイレ、洗面所、お風呂、リビングの床など)

④予算を抑えたのでその後の暮らしに余裕が持てたこと

⑤駅から近いので送り迎えなどの手間がかからないこと

⑥50戸くらいの規模のマンションが管理上良いと聞いていたのがその通りだったこと

⑦低層なのでエレベーターに頼り切りではないこと

⑧賃貸よりは愛着があること

など、数えればキリがありません。今はテレワークなどで世の中の流れも急ですが、中古マンションも人気があるようです。お住まい選びの参考になればと月並みではありますが経験を書いてみました。

こちらは朝から快晴です。良い一日をお過ごしくださいね。






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