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師匠お手製のウリハムシ対策グッズ:ぎんぎんギラギラ

連休明けに植えたキュウリがぐんぐん成長中です。
たくさんとれるようになってきたのと同時につるの剪定もしなければ、なのですが、なかなか思い切ってやれずにいるところです。

花が咲く前にやれれば良いのですが、先週、腰を痛めてしまったこともあって、なかなか作業が進みません。

さて、この大いに成長中のキュウリですが、師匠お手製のウリハムシよけに守られてここまで大きくなりました。


苗を植えた2週間後ぐらいでしょうか。
畑で師匠に会った時に、「ウリハムシがたくさん来てるから、見つけたら追い払ったほうが良いよ」と言われ、よく見てみると、確かにオレンジのハムシが盛んにきゅうりの葉っぱや花をかじっていました。

この畑の作物はわりと虫にも強い印象があったので、少々の虫ぐらい・・・とたかを括ってあまり気にしていなかったのですが、あえてそう言われるということは、なんとかしなくては、と慌てて追い払いにかかりましたが、なんせ飛ぶ虫なのですぐに戻ってきそうな気配でした。

ネギを置いておくのも良い、という話から、ちょうど近くで栽培中の玉ねぎの花が咲いていたので、それを全部刈り取って、きゅうりのネットに吊るしてみたり。
お酢のスプレーの作り方(米酢を500倍に薄める)も教えてもらいました。

そしてその時に「銀紙とペットボトルでウリハムシよけのグッズを作っている」という話を聞いたのですが、数日後に行ってみると、私のキュウリネットにも師匠お手製のウリハムシよけがぶら下げられていました。
その名も「ぎんぎんギラギラ」!




ウリハムシは光るものを嫌うそうで、そこから師匠が考えて作ったものです。
作り方と材料はとってもシンプルで、銀紙(アルミホイル)をペットボトルに詰めたものをぶら下げるというもの。

これらを設置してみた結果、ウリハムシの数がぐんと減った感じでした。
もちろんゼロにはなりませんが、当初と比べると数が違いますし、なんせこの通り、キュウリは大いに成長し、それこそ多少、かじられたところでびくともしないぐらいの立派な株に育っています。

ぎんぎんギラギラのポイント!

師匠の畑では、昨年はウリハムシでマクワウリが全滅してしまったとのこと。
そのときは銀マットを根本に張り付けていたのですが、効果がなかったので、情報収集もしながら考えてみて、根本にあるよりも上の方で揺らしてみよう、と。

そして、アルミホイルをぶら下げてみたのですが、風に飛ばされてしまったり、雨で落ちてしまったり。

さて、と次の策を思案してみて、思い付いたのが、ペットボトルの活用でした。
小振りのペットボトルを使う、またはカットして、そこに丸めた銀紙やアルミホイルを入れてぶら下げたらどうかな、というもの。


カットして上部だけ利用している例
雨よけ、風で吹き飛ばされないためなので、底部はカットしたままでもOK


ふたがなければテープで巻くのでもOK
吊るして、風で揺れるようにしておくのがポイント

光るものが、揺れる。
そして、耐久性と、身近な材料のリサイクル含めた活用でできること。
これらを考慮してこの形におさまったのです!

グッズを買うのもいいけれど、身の回りにあるものを工夫して使うのもいいものでしょう、と師匠は言います。

ほんとにそうですよね!
経験の浅い私には思いつかないアイディアですが、買うのじゃなくて工夫してみよう、というのは、ぜひぜひ取り入れたい心意気です。

この方法は、私のところを含めて5ヵ所で実践中です。

師匠の感触としては、ウリハムシが全く来ないわけではないが、数は圧倒的に少ないし、すぐに逃げていくし、葉っぱにはほとんどついていない、とのこと。

この後、師匠はマクワウリを植えて経過を観察するとのことです。
経過についてはまたレポートします!

ウリハムシでお困りの方、ぜひお試しください!!


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