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子宮頸がん異形成手術inロンドン〔#1〕 子宮頸がんって?

お正月noteにて、子宮頸がんの異形成に対する治療として、円錐除去手術というのを、12月末にロンドンで受けてきましたとご報告しました。

*年末年始どう過ごしたか?についてはコチラ

① 子宮頸がん異形成について書く目的

私は癌になる可能性のある子宮頸部の一部を取り除く手術をしました。

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初期治療ができたというのはラッキーだったと思えますし、経験した人も多い手術の部類に入るものだと思うのですが、検査で引っかかり再検査、精密検査・・となるうちに、とても不安で、悲しく、落ち込んで膝から崩れ落ちたのを覚えています。

ついに手術も終えた今、

1)同じ様な不安にしている人へ参考にして頂きたい。

2)男性女性、年齢に限らず理解を深めて頂く啓蒙したい。(認知度が上がっている病気だと思いますが、当事者になって初めて色んなWEBサイトやブログ等で病気について調べるものだなと自身で思いました。)

という目的で書きます!

② 子宮頸がん (Cervical Cancer)って?

国立がん研究センターの情報から引用します。

子宮頸がんは、子宮の入り口の子宮頸部と呼ばれる部分から発生します。子宮の入り口付近に発生することが多いので、婦人科の診察で観察や検査がしやすく、発見されやすいがんです。また、早期に発見すれば比較的治療しやすく予後のよいがんですが、進行すると治療が難しいことから、早期発見が極めて重要です。
子宮頸がんは、進行すると骨盤の中のリンパ節に転移したり、子宮を支えている靱帯を伝って広がったり、また血管やリンパ管を通って子宮から遠い臓器(肺など)に転移したりすることがあります。
子宮頸がんは、正常な状態からすぐがんになるのではなく、異形成といわれる、がんになる前の状態を何年か経てからがんになります。異形成の時期では症状がなく、おりものや出血、痛みもありません。

毎年、女性の約1万人が罹患し、約2900人が死亡している病気です。


③ 子宮頸がんの原因のHPVウイルスって?

今や30歳になると市や区から定期検査を促進される子宮頸がん。

HPV(ヒトパピローマ)ウイルスというウイルスに感染することで細胞が変化し癌へと繋がる感染症です。

2人に1人以上の確率で、女性は生涯に1度は、性交渉を主な原因として感染しているそうです。ほとんどのケースは、自分の免疫力により自然消滅していくそうなのですが、このHPVウイルスには色々な種類があり、種類によっては特に癌を引き起こし易いそうなのです。しかも潜伏期間は長いと10年など・・・。なので例えパートナーがずっと同じでも体調によって突然悪化するなんてことがあります。

女性が罹るということは、男性は?と思います。そう、男性も90%くらいの人が感染経験を持ち、このウイルスへの感染により尖圭コンジローマや、肛門がん、咽頭がんなどの原因となるそうです。ただ、男性から検査でウイルスを検出するのは難しいらしいです!!!クゥッ

④ 今後のコンテンツ(予定)

下記の流れで、記事を分けて地道にご報告していきます。マガジンにするので、そちらで子宮頸がんだけ興味がある方はご確認頂ければと思います。

ステージ⑴ 異形成発見までの流れ

ステージ⑵ 親、彼氏、友人との関係

ステージ⑶ 経過について

ステージ⑷ 手術について(ロンドン)

ステージ⑸ 術後の経過

ステージ⑹ HPVワクチン接種について(今更しました)

ステージ⑺ 順次追加ご報告

あくまで、私のケース、私がこれまで勉強した内容ですがボチボチご紹介していきたいと思います。

医学用語ですとか、理解が違うことがあれば、その時は教えて頂けると大変嬉しいです!

需要があるか分かりませんが笑、どなたかの目に止まってふむふむ言ってもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします。





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