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#旅しゃぶ更新部
珍しく、だめな自分を許せなかったのかもしれない
「多分、想像だけど、星が綺麗な気がする」って思い立って、出かける前の夜に荷物の中に三脚を入れていた。
いざ到着するとうっすら曇っていて、部屋から見える星は少なくて、見えないかなあ……ってちょっと諦めモードではあったけれど。
23時半からいそいそと外に出る。ちょっと見てみるだけ、30分だけ、って思いながら。
入り口の坂をくだると街灯がなくなり、たった数分で闇に変わる。見上げてみると、想像以上の星
夏の香りを忘れてしまう前に
いつの間にか、秋はそこまで来ている様で。
静かにひたひたと近づいてくる、少しずつ陽射しがやわらかくなって、少しずつ夜の帳が下りるのが早くなって。
それから。
そういえば、今年の夏は何をしたっけ。
毎日家で仕事をしていた私には、一気に最高出力の本気を出した夏は厳しすぎて(後、京都の夏は空気が重い。存在感がある、すごい)、セミの声を聞きながら珍しくどこへも行かない季節を過ごしていた。
ずっと体調
笑うから鏡のように、涙がこぼれたよ
「3年間で何を得たの?」
そう聞かれたのはほんの数か月前。
その時のやり取りを思い出していた。
もしかして、進んでいるどころか後退してるんじゃないだろうかと不安にかられている今日この頃。
「このままじゃまずい」と人生に対して危機感を持っていたのがちょうど3年前のこと。そこから仕事も変わって、好きな空間に身を置きたくて引っ越しもして、その頃には全然考えていなかったところまできた。
でも、どこか
非常時だからこそ、気づく幸せもある
台風から一夜明け、すっきりと晴れた朝。
近所で停電になっていたところもあったみたいだけれど、幸運なことにライフラインも無事だった。
とはいえ、「経験したことのないほどの巨大台風」はさすがに怖い。
平日中に食材や水の確保、できる限りの充電もしていた。それでも、テレビでは1日中台風の中継が目に入り、現実を目の当たりにしながら感じていたのは言葉にできないぐらいの不安と恐怖。
台風15号の被害の甚大さ