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続・公開ダイエットに挑む

次のエッセイは、上の続編 ↑ として書きました。
合わせて読んでいただけたら嬉しいです。
では、始めまーす。

o゚o。o゚o。o゚

主治医が言った。

「いい数値ですよ! 総コレステロールとLDL(悪玉)コレステロールが基準値に戻りました。あれ? 痩せましたか?」

「先生、私4㎏痩せたんです」

「そうですか! それはすごいですね。薬を増やさず、このままでいきましょう!」

この言葉を聞きたいがために、108日間頑張ってきた。
主治医は60代後半で、往年の名優・加藤剛にちょっと似ている。S大学病院の加藤剛が、こんな嬉しそうな顔をするなんて。15年以上診てもらっているのに初めて見た。

「もう少し痩せられるといいんですがね……」
診察の度、私にそう語り掛ける渋い顔ばかり見てきた。こんなに喜んでくれる加藤剛に感謝した。
 


帰宅すると、早速パソコンの前に座る。noteの街の住民たちに早く報告したい。

毎週火曜日、経過報告の記事を投稿する度に、いくつもコメントをもらった。
「今週も大変よく頑張りました❤」

「まだまだ見張ってますよ」
見張っているというのは、私の経過報告の最後は、決まって「私が逃げないように見張ってくださいませんか」で結んでいたからだ。

さて、「108日間の経過報告」を作り始める。まず血液検査の結果表だ。27項目の数値が並んでいるが、前回の基準値を超えた残念な数値と、今回の誇れる数値を蛍光ペンで塗り、撮影する。

次に体重計に乗る。今日の体重は、63.0㎏。ダイエットを始めた日は、67.5㎏だったから、「4.5㎏減」と書く。今日の体脂肪は、29.6%。以前は、37.7%もあったから「8.1%減」と書く。

そして、目標達成に導いた要因三つ。
「月曜断食」を続けたこと、間食を減らせたこと、運動習慣が身についたこと。

月曜断食は、毎週日曜日の夕食後から断食を始めて、火曜日の朝食前までの約36時間、水しか摂らないというもの。夫がおいしそうに食べているとき、テレビでスイーツ特集をやっているとき、気持ちが大きく揺らいた。そんなとき、このコメントを思い出した。
「お腹が空いて、グーグーとなったら『これはやせる音!』と喜んでくださいね」

間食はどうしてもやめられなかったので、低カロリーのものを口に入れた。ちくわ、じゃこ、するめ、あたりめ、煎り大豆、プレーンヨーグルト。暑い日はアイスクリームではなくて、スポーツ飲料を凍らせたような氷菓を買ってきて凌いだ。
「カロリー少ないアイスを見つけるという、はられちゃんの工夫が参考になりました」 
このようなコメントをもらうと、「アイスクリームは絶対に食べないぞ!」と気合が入った。

運動は、暑い時間を避けて、夜8時からウォーキングをした。どうしたことか、夫も付き合ってくれたので、ほぼ毎日、1時間ずつ続けることができた。1日の目標歩数を6000歩に決めたが、次第に8000歩、1万歩の日も増えた。
 



嬉しいことに、「108日間の経過報告」を投稿すると、コメントが届いた。

「目標達成おめでとうございます。見張ってましたよ。頑張りましたね!」

「体重1㎏減に対して、体脂肪1%減が理想的といわれていますが、それを上回る体脂肪減少。筋肉量が増えてる証拠です。おめでとうございます♥」

目標達成できたのは、noteで公開したおかげだ。こうやって毎週届くコメントに励まされて続けることができた。
しかし、ここで考えた。「おめでとうございます」はまだ早すぎるのではないか。私の身長157㎝の標準体重は54㎏。体重はまだ63㎏もあるのだから。ここでやめるわけにはいかない!
 



ということで、公開ダイエットを続けることにした

次回の診察日である12月20日までの120日間で、体重を58㎏にする。それは5㎏減。ちょっと難しいかもしれないがやってみようと思う。そして、これも達成できたら、次は標準体重である54㎏をめざそうと思う。

なお、晴れて達成できた暁には、続・続編エッセイを書こうと思う。しかし、とんと続続編が出てこないときは、ダイエットに失敗したのだとお察しいただきたい。



これからも、みなさん、私が逃げないように見張ってくださいませんか。よろしくお願いします。


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
みなさんからいただいたコメントを、文中で使わせていただいたのですが、
2000字に収めたかったので、一部省略してしまいました。
すみませんm(__)m

最近の「公開ダイエット」は、こちら↓ です。
よろしかったら、こちらにも遊びにきてくださるとうれしいです(^^♪


最後まで読んでくださり、ありがとうございました m(__)m あなたの大切な時間を私の記事を読むために使ってくださったこと、本当に嬉しく有難く思っています。 また読んでいただけるように書き続けたいと思います。