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恥ずかしげもなく愛について語ろう〜第15回「39歳女の愛の分岐点」植島啓司


この本は、ちょうど私が39歳の時に読んだはず。
とにかく「言われたかった言葉」「変に力んでいた力が抜け、勇気がわいてきた」

そんな思いを持てた本。

きっと今回紹介するフレーズを読んで、救われる女性が多いのではないかな。たくさん素敵な言葉を紹介していきたいと思い、選んだ本です。

39歳というのは特別な年齢であって、若い男達から見て理想に近い相手らしい。
確かに現在の年齢基準はかつての7かけ」という観点から見ても、39歳というのはかつての28歳に相当する年齢で、女性として最も魅力的に見える年齢なのかもしれない

39歳を一つの分水嶺として、女性の人生はもう一つ別の輝きをもつ


これらのフレーズに、アラフォー女性たちはどう感じるでしょうか?


動かなければ始まらない


「惚れっぽさ」
あまりいいニュアンスで使われることはないのだけれど、これこそ39歳の時に最も必要とされる資質の一つであろう。
「周りに全然いい人がいない」「私、あまり人を好きになれない」というセリフは日常よく耳にするけれど、それがどんなにマイナスか改めて考えて欲しい。
誰かが急にあなたを好きになるなんて夢物語でしかない。心の中で強く求めないと何も得られないのである。

婚活をしている男女でさえ、心の中で、「結婚は無理かも知れない」「なんとなく婚活に一生懸命になるのは、違う気がする。自然にしていたい」と強く相手を求めない雰囲気の人が多いのは確かです。

若い時の惚れっぽさは当然。でも、年齢を重ねて、まだ惚れっぽいというのは、若さの象徴であると私は思います。

それが人を魅了する色気につながるのではないかなと思うのです。

結局魅了する力や、色気って、気持ちの若々しさです。気持ちまで老いないでほしいです。


人生を充実させるために

人を愛する心を失ってしまうと人生終わりではないだろうか

人と人との出会いは、まずどちらかが好意を持っているという合図を出すことから始まる。
いわゆる誘惑のサインだが、それは多くの場合常識とは異なり、女性から出されることが多いとされている。
つまり最初に選ぶのは意外なことに女性だということになる。
これまでの常識では、誘惑するのは男性で、女性ははにかんでおずおずと誘いを受けるものだとされて来たが、実は逆だったのである。
女性の方が先にシグナルを出すケースが多く、それを敏感に察知する男性はいい相手と結ばれる可能性が高いということになる。

それにしても、世の中にはあまりに鈍感な男性が多く、かなり相手の考えがはっきりするまで引っ込み思案でぐずぐずしているケースが多いのは
困ったものである。

まさにその通りだと思いませんか?


どちらかが好意を持ったということから、リードしていかないと関係は進まない。
むしろ、それが女性の方が多いというのは、確かだと思う。
というよりも、そうあるべきでしょと私は思います。

今日もちょうどお見合い後の交際をしている女性側の仲人さんから相談がありました。


「男性側が真剣に付き合いたいといってくれたら、受け入れると思います」と。

「いやいや、そう言わせるように動くのが女性の力では?なぜこうも受け身なのか?もっと女性側が意思をはっきりすべきでは?」


といつものように、思うわけですが、それができないからサポートを依頼しているわけですよね。
わかっています!


このあたりの処し方を徹底的にお伝えできればいいなと思う私でした。


”控えめに振舞いながらも、時々相手に興味を持っているとか、もっとお話が聞きたいとかいうキーワードを、会話の中に散りばめておく必要がある。

相手は言わなければわからないのだから、あえて「自分が思っていることをオーバーに伝えること」も必要となってくるわけだ。

もちろん、そうはいっても、攻撃に出るもの、一歩退くのも、女性の方に主導権はあるわけだから、相手の反応を見てからまた次の一手を考えればいい。”


結局、婚活の世界でも、最後は女が決めなければ、話が進まないのです。
だから、主導権は女性にあるのです。


これは婚活女性の方は、思い切って思考の変革をした方がいいポイントだと思っていますよ。


恋愛を結婚の前段階と考えること自体が大きな過ち?

もし恋愛が結婚に至らなかったとしても、それを失敗と捉えてはいけないということである。
恋愛を結婚への単なる助走とみなすべきではないし、むしろ生きるというのは生涯人を愛することであり、
それは結婚していようとしていなかろうと全く関係ないことなのである。

このフレーズに救われる人も多いのではないでしょうか。


結婚をゴールにして、そのために関係を慎重に深めていかないといけないと思っていると
うまくいかなかった時に、大きなダメージになります。

私も20代の頃は、毎回この思いで、また結婚に至らない恋愛になってしまったことに落ち込んでいました。

生きるというのは、生涯人を愛すること。

そう捉えられたら、もっと自然に思う通りに愛することに集中できていたかもしれません。

まさに、迷える子羊時代に言われたかった言葉です。


現在が充実しないと未来はない

恋愛も結婚もダメになったら、それまでの全てが無駄かと思って来たが、その途中に大きな幸せがあると考えるとまた幸せな気持ちになる。
20代で出会う物語のほとんどはいわゆる「失恋」に終わるものなので、その時は「遠回りだった」とか、「無駄な時間だった」
とか、「変な相手に引っかかった」というように思えたりするのだが、そこに至るプロセスこそが人の幸福を支えるものだということを知れば
決して不幸な青春時代ではなかったのである。


よく、婚活のサポートをしていて、男性が女性から断られると、「もっと早くいって欲しかった、時間が無駄になった」
という人がいます。


そんなことはない。お付き合いをしていた時の一瞬一瞬に喜びがあったのであれば、無駄ではなかったということ。
それがないまま、とにかく結婚すればいいやと考えていた姿勢やあり方が出てしまってなかったか?
そこを振り返りたいところですよね。


不倫の悲劇を乗り越えられるか

大半の人は、結婚した時の感情のままではいられないのよ。
モラルとして犯していけないことはあるだろうけど、「私だけを見ていて」と求め続けるのは賢くない気がする。
「若い女もいいけれど、昔からいる妻もいいな」って思わせる演出を、賢くなってできないものだろうか。

これは、「主人に浮気されているかも・・・」という女性の相談に対するピーコの回答ということでした。


うちも結婚14年、長くなると、本当に色々ありましたよ。
でも、今はまさにピーコのいう「若い女もいいけれど、昔からいる妻もいいな」
この域になっています。

主人も大病を患ったり、本当にいろんな辛い経験を乗り越えて来た人。


「どうぞあの人の人生が楽しいものでありますように」との願いの方が、私の中では先に来ているのです。


「不倫擁護派か?」と思われるかも知れないけれど、ちょっと意味は違っていて。


夫の人生が楽しく充実することがいちばんの願いであり、それが若い女であれば、それはそれだなと思えるということです。


なんだか今日はとりとめのない内容になってしまいました。

長くなってしまいましたので、今宵はこの辺で・・・

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