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短歌ログ(2019年2月14日分)
流星に願うつもりはないけれど舌で転がすことにも飽いた
短歌ログ(2019年2月10日分)
この胸に白い絵の具を伸ばしても肌を汚してただ塞ぐだけ
君にしか笑いかけないよ処女以外殺す一角獣みたいに
ゆるく溶くバターに浸したべちゃいたいつれない君のその指先
雪を踏み見上げた先の曇天にやがて虚ろは凍りつき散る
短歌ログ(2019年2月6日分)
夜の闇に隠れられたら楽なのに光のようなきみが許さず
離れぬよう力を込める爪白く泡沫ではないこれは決して
星空に手を突き入れてかき回す血が出ちゃうかなちょっと怖いな
きみの目はオニキスみたいだ褒めてない明度も彩度もないというんだ
はちみつを口に含んで殺したいきみを責めるばかりの言の葉