短歌ログ(2019年2月6日分)

夜の闇に隠れられたら楽なのに光のようなきみが許さず

離れぬよう力を込める爪白く泡沫ではないこれは決して

星空に手を突き入れてかき回す血が出ちゃうかなちょっと怖いな

きみの目はオニキスみたいだ褒めてない明度も彩度もないというんだ

はちみつを口に含んで殺したいきみを責めるばかりの言の葉


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