短歌ログ(2019年2月10日分)

この胸に白い絵の具を伸ばしても肌を汚してただ塞ぐだけ

君にしか笑いかけないよ処女以外殺す一角獣みたいに

ゆるく溶くバターに浸したべちゃいたいつれない君のその指先

雪を踏み見上げた先の曇天にやがて虚ろは凍りつき散る

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