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【カナダワーホリ】10月のふりかえり~Slow down to speed up~

こんにちは。noteを読んでいただきありがとうございます。カナダにて4ヶ国目のワーキングホリデーを終えて、2年目の生活に突入したMariです。

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TwitterやYouTubeをフォローしてくれている人は知っていると思いますが、私は2020年の10月の終わりにカナダに来たので、10月で無事に1周年を迎えることができました。1年間の振り返りはこの記事YouTube動画にてシェアしているので、今回は10月1ヶ月の振り返りをしていきたいと思います。よろしければお付き合いください。(※ちなみに7000文字を超えております。時間のある時にお読みください

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1.10月の全体像

10月は、前半と後半で雰囲気の異なった月となった。

前半は水星や土星などの天体が逆行から少しずつ順行へ戻った。平日は交通渋滞だったり、いつもなら早い連絡が滞ったりしたが、週末には思い切って、前から行きたかった場所へフェリーに乗って旅行をしたり、友達と会ったりと割と賑やか。それに対し後半(23日くらいから)気分が落ち込みやすくなったり、何もする気が起きない日々が1週間以上続いた。この頃は注意力が散漫になったり、ミスをしたり、勘違いをすることが何度かあった。

前半に引いたカード。左はトフィーノツアーを、右はビクトリア旅行を予知していたかのよう(笑)

今月のテーマは『未来への種まき』。ビザを切り替えて将来への準備をしたり、1年を振り返ることでこれからの準備をするという意味でもそうした。2年目を迎えるにあたって、新たなスタートを切る区切りにしようと思った。

【しいたけ答え合わせ占い】

VOGUE掲載の「しいたけ下半期占い」によると、私の今月の運勢はこんな感じだったそう。

「勝負時!」のピンクが出ています。10月の射手座はまず、これまで任されていた重責やプレッシャーから解放されていくような流れがあって、よい形での空白を手に入れていくことができます。そして、この時期のあなたは「静かな勝負時」でもあって、イメージとしては「前からやりたかったこと」、「計画はしていたけど延期してきたこと」を一気にやってしまう時期なのです。

確かに、ビザの申請は「勝負時」だったなぁと思う。プレッシャーからの解放でいうと、雇用主のLMIAが無事に出て、無事にワーホリビザが切れる前にワークビザを申請できたことは、確かにプレッシャーからの解放だったかもしれない。

なんていうか、そもそも「本当にカナダに永住したいの?」という疑問が沸いてきて、それをちゃんと直視することができたんだよね。それによって、「じゃあどうしたいの?」「本当はどうしたい?」って自分に問いかけることができて、少し気が楽になった。今までは各ワーホリが終わったら一度日本に帰国して、次の国へ行くという流れができていたんだけど、いざ永住となると楽しいだけじゃなくて見なきゃいけない点も多々出てくる。モヤモヤもしたけど、自分の本当の心の声を無視しなくていいんだ、と思ったら気持ちが楽になった。

2.Money【お金】

ここからは分野別に振り返っていく。まずはお金。

今月は、9月に行った歯科治療の請求や、その他のカードの支払いもあって、支出が$4200ほどあった。最近はカナダドルが強くなっていたが、単純計算で1CAD=90円として、約38万円の支出だ。(9月の一部と10月)これにはさすがに青ざめた。内訳は、ざっくり医療費$1165、週末旅行(2回)$700-800、衣類$300、ビザ申請関連、その他9月と10月の支出を併せた金額が残りとなる。普段はそこまで貯金しようとはしていなかったが、これをみて11月は支出を減らすことを誓ったのだった。

3.Work【仕事】

一緒に洗濯物を畳む、の図(こういうの好きな子たち)

3歳と1歳の女の子の面倒をみている。2人とも性格が全然違い、上の子は気性が荒く、泣き出すと手がつけられない。下の子はかなりeasy goingで、私とは気が合う(笑)どっちも可愛いけど、2人とも保育園に行っていないので一人で週30時間面倒みるのは気力的に辛い時もある。

近所のkidsと公園へ

歩いてすぐの所に同じ仕事をしているブラジル人の女の子(写真左)がいて、数ヶ月前に公園で友達になったんだけど、彼女から「Mari、今日一緒に公園に行ってキッズを遊ばせよう」と連絡があり行ってみると、だいたいお互いの心の内を打ち明ける会になる(笑)グチってよりは、「今kidsがこれこれこういう感じなんだけど、あなたはどう?」っていう、ママ友がするような会話。彼女は10月中旬くらいの1週間、ホルモンバランスの変化もあってかすごく気持ち的に大変で、毎日ブラジルの家族に電話していたんだとか。

私も1週間ほど遅れて同じような症状が現れ、彼女に会うと”Mari, you look so tired."(めっちゃ疲れた顔してるじゃん)と言われてた。あの時は、毎日雨なことや、kids(特に上の子)に手を焼いていたこと、そしてホルモンの乱れもあって大変な1週間だった。スポンサーしていただいて、カナダに2年目も滞在できるのはありがたいのだけど、正直この先同じ職場で1年以上やっていけるのだろうか?と先が思いやられた。

4.Travel【旅行】

詳しくはそれぞれ週刊日記で書いたので、ここではざっくりと。

ワーホリ最終月にして、比較的近場のビクトリアに行くことができた。2泊3日の一人旅だったが、日中は行きたい所を気ままに回って、夜はホステルで一緒になった子たちとPubに行って飲んだ。思ったより小さくて寂しい印象の町だったけど、ずっと行きたかったのでこの目で見て、自分で空気を感じられたのが嬉しかった。

次の週末には、ひょんなことからトフィーノへ。

(他のツアー参加者たちと)

個人が主催するツアーで参加したのだけど、全員初めまして。まぁちょっと思ってたツアーとは異なり、また天気が悪くて残念だったけど、これも経験ってことでいいか。


5.Dating 【恋愛・デート】

1ヶ月くらい会っていた男性と何度目かのデートで公園へ。でもまぁこれが楽しくない。こちらが会話を振って、向こうは話すんだけど、キャッチボールできない人みたい。向こうから私に質問はして来なくて、「この人多分コミュニケーションがあまり上手じゃないなぁ」と。別にずっと喋ってほしいわけじゃないけど、寡黙なのと相手を知ろうと努力しないのは別の話。そんなわけで、こちらから「ごめんなさい」と伝えて今後は会わないことに。

お互いに遊び相手を探しているわけじゃないので、そこは時間を尊重。

数週間して、別の男性と初デートをすることに。今回は別の公園へ。

メッセージでは普通だったのだけど、実際に会ってみたら「おや?」と。ちょっとこの方もコミュニケーションに問題が。本当、最近デートアプリで会う人たち、ちょっとまともにコミュニケーションできる人がいない(泣)この人はひたすらずっと喋っていて、そしてそれがどうでもいいことばかり。悪い人ではないのだけど、その会話の内容から自分から教養がないことを教えてくれた。

家に帰って、すぐに「ごめんね。恋人としては見れません」とお断りのメッセージ。相手からは「君のこと気に入ってたから傷ついたけど、素直に気持ち教えてくれてありがとう。」的なメッセージが返ってきた。お互いに傷つけるのは嫌だけど、好きでもないのにズルズルと会い続けるよりもずっとマシ。仕事も恋愛も、この点では私のスタンスは基本的に変わらない。

そんなわけで、10月の恋愛はなんだか空回りだった。

6.Spare time【自分時間】

9月から週に1回習っていた、初心者サルサレッスンが終わった。ダンスパートナーを連れていかないと参加できないワークショップもある中、ここは基本的に一人参加OK。その場でステップを習って、輪になってパートナーと代わる代わる踊っていく。基本的には男性の年齢層は推定50代以上が多かった。ずっと社交ダンスに挑戦してみたかったので、今回それが叶ってよかった。

また、秋の夜長と連日の雨によりお家時間が増えたので、週に1回くらいのペースで映画を観た。今月観た映画は、洋画3本、邦画1本。全てNetflix上のものだ。

2002年と20年近く前の映画ながら、普通に楽しめたラブコメディー。

こちら先の映画と同じ女優さん。ロマンチックな映画でした。

こちら「るろうに剣心ー追憶編ー」を実写化したもの。実は10年以上るろ剣ファンなので、最初の数本は正直「ガッカリ」した。でもこの作品はかなり好感触。有村架純ちゃんの巴、素敵だった。久々の邦画。

もう1本はTwitterであげたと思うのだが、忘れちゃったのでここでは割愛(笑)1年以上前に観たことのある映画だった。


7.健康【Health】

職場の猫。オムツ台で横になっているこの破壊力のある写真(笑)

10月中旬くらいまでは心身とも健康だったのだが、先ほども少し書いたとおり、10月後半は気持ちが沈んでいた。おそらく一番の原因はホルモンバランスの乱れだが、日照時間も短くなり、雨の日が続いて太陽の光を浴びることが少なく、仕事で室内にいることが多く、そして日によってkidsの世話にストレスフルだったので、もろもろ重なって何もやりたくなくなった。

こういう時は充電期間だと思って、とにかく寝まくった。日によっては夜の8時に寝て、朝の6時に起き、休憩時間に2時間寝る、みたいな時もあった。(冬眠する熊みたいだ)

気持ちが沈んでいたのは私だけでなく、SNS上や身の回りにも私よりプラマイ1週間くらいの間隔で同じような症状を訴える人も少なくなかった。太陽を浴びれないだけで幸福ホルモンたちの分泌が減るといわれても不思議じゃない。周りにはビタミンDを摂取する人もチラホラ。

幸い、1週間弱でこのフェーズからは無事に抜け出したのだが、今度はkidsが風邪をひいて、彼らの両親も私もみんな喉が痛いのが今週の話。でも、心が健康に戻ったので一安心。風邪もそこまでひどくなく、今のところ仕事には支障がない。


8.友人との時間【Friendship】とハロウィーン

月初にフライデーディナーを企画して、友人とレストランで食事。皆永住した/目指している移民だ。
予約したレストランでワクチンパスポートのスクショを見せて入店。

予約したのにだいぶ待たされたし、料理の味も正直ビミョウだった(泣)そしてインド人の参加者は予定より1時間近くの遅刻っていう。時間守るのは日本人くらいだぜ、全く。

近くでフラッシュモブか何か、撮影をしていた。

それはそうと、今月はハロウィーンがあったので、コスチュームを探しに行く。

この時期に特設でできるハロウィーンコスチューム販売会場。

これで$50。けっこうするね。おまけにここには試着室がないため、別で探すことに。

後日、Walmartにてこちらを購入。バッドマンならぬバッドガール。奇抜すぎず、かといってコスプレに見えないラインでもないので無難。

サイズがLしかなかったのだけど、お腹周りがゆったりしている以外は特に問題なし。何着が試着したが、デザインによってSでピッタリのものや、Mでダボダボなものなどあってバラツキがあった。ちなみにこちらは$30. 試着して買えたのがよかった。

30日のハロウィンイブは土曜日なのもあって夜パレードを観に行くことに。その前に、急きょお誘いがあって、近所のロシア人女性と、その友人の家へお邪魔することに。(ちなみに知り合って1週間で、直接会うのは初めてw)

その人の家からのビューが嘘みたいにキレイだったけど、ロシア人と家主の中国系カナディアンは2人で酔っていて、片やその友人の別のカナダ人とワクチンの話を真剣にする私。正直温度差もあって楽しくなかった(泣)時々フットワークが軽すぎるのが私の長所でもあり、短所にもなり得る。

流れで彼らと、これから合流する私の友達とパレードへ。
途中のバスで悪酔いした先の男性(家主の方)がswear wordを使い出して、一緒のグループじゃないフリをしたくなった。

夜21時、パレードのある場所へ到着。

パレードと言ってもアチコチで音楽など小さな催しがされているだけで、正直期待外れだった。私もコスチュームを着ていたが、その上にジャケットを着ていたので正直あまりコスプレの意味がなかった。

パレードが終わり夜遅くなったので、イベントには参加しなかった別の友達の家に泊まらせてもらった。彼女とは9月のハイキングで出会った。

年も近く、今置かれている状況も似ているので意気投合した。彼女が住んでいるコンド(高層マンション)に泊まらせてもらった。夜少し近況報告をして就寝。

早朝、寝ぼけ眼でとてもキレイな朝日が見れて感動したのだけど、前日のお酒もあってかベッドから出ることはできなかった。その代わり、9時すぎに起きて撮った写真がこちら。

最近雨続きだったので太陽が見れて嬉しい。

昼前にブランチを作ってくれた。クリームチーズのニョッキパスタ。彼氏になってほしい。(え)

この日はハロウィン当日なので、一度家に帰って身支度を整える。前日会った友人夫婦と、ホテルで行われるハロウィンイベントに行くことになっていた。

会場前で棒立ちしていたら、友人が"Mari, take a pose!" (ポーズ撮って)と。

脱いでコスチューム見せる気ゼロ(笑)だって寒いんだもん。

ちなみに、イベントはこんな感じ。

(モザイク雑でごめんね~笑)

この人たちは力入っている一部の人(笑)特にホットパンツポリスなんて際どすぎる~。(だいぶお姉さんでしたが)実際には私の友達のように、普段着で参加している人もチラホラ。2時間くらい滞在したけど、参加者は50人くらいいたかな?私たちは早く帰ったけど、最終的には100人以上来たみたい。女性が多かったかも。

熱も咳もないので参加したものの、風邪だかお酒だかで軽い頭痛が。本調子じゃないので、休み休み人と話した。明日も朝早いし、遅くなる前に帰路へ。近所のコミュニティバスの最終を時間5分前に待ったけど、もう行ってしまったらしく、15分待っても来ない。仕方ないので気温5度の中を歩いて帰る。すると、遠くから花火の音が。歩いては止まり、住宅街から見える遠くの花火を眺めた。1年前には隔離で見れず、音だけ一人で聞いていた花火を、1年後にこうして見ている。

この週末は踏んだり蹴ったりで思っていたハロウィーンが過ごせなかったけど、この花火が1年前にカナダに入国して、2年目を迎えた私に「おめでとう、おつかれさま」と言ってくれているようだった。


おわりに

後半にひいたカード。「邪気を追い払う」「自己啓発(写真は風邪の予防や治療を彷彿とさせる)」まさにトーンダウンし、風邪まで引いた後半の流れにピッタリ(笑)

今月は色々と動けた半面、気分や体調のアップダウンがあったり、スマホを使い過ぎたりと学び・反省のある1ヶ月だった。冒頭の占いをもう一度引用すると、

「勝負時!」のピンクが出ています。10月の射手座はまず、これまで任されていた重責やプレッシャーから解放されていくような流れがあって、よい形での空白を手に入れていくことができます。そして、この時期のあなたは「静かな勝負時」でもあって、イメージとしては「前からやりたかったこと」、「計画はしていたけど延期してきたこと」を一気にやってしまう時期なのです。

確かにやりたかったことを一気にできたかもしれない。でもそのoutcome(結果)が必ずしも求めていたものかと言ったらそうじゃなかったかも。旅行にせよ、ハロウィンにせよ。ビザの申請が終わってプレッシャーからは解放されたけど、空白を手にいれたってよりは、強制的にストップボタンが押された感じかなぁ?とにかく眠かったし、やる気が出ない時期が1週間くらいあったから。

でもnoteは毎週更新できたし、YouTubeも1本編集できた(更新は11月)から、創作活動/趣味ってところではまずまずだったかも。スマホの使いすぎと関連してか、ゆる~くやっていたTwitterもここ1ヶ月でフォロワーさんが100人くらい増えてた。(増やそうと思って、というよりは、思いついたことその都度書いていたら増えてた、って感じ。)あとは、旅行中に1年ちょっとぶりのビジョンボードづくりもしたっけ。

(トフィーノのツアーにて)

去年の6月くらいに作ったものはあったけど、それからアップデートしてなかったので今回のツアー内容に入っていると知った時から楽しみにしていた。そんなわけで、内省したり、お出かけしたりアップダウンの激しい1ヶ月だったのだけど、無事に1年目が終わり、2年目を迎えられてよかった。

この辺りについては関連記事を貼っておくので、興味のある人は読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。
今年もあと残るところ2ヶ月弱。みなさんにとって11月が素敵な月になりますように。

2021年11月3日
カナダ(バンクーバー)より

Mari

(参考)関連記事・マガジンはこちら

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