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#6イギリスから日本へ強制送還の日

皆さんこんにちは。

前回の続きから、、、

さよなら移民局


2019年8月27日

いよいよ日本へのフライトの日がやってきました。

私はお昼からの便だったので、朝10時ごろ呼ばれ退去手続きをしました。

はじめに没収された携帯やお財布など10日ぶりに自分の身の回りのものが戻ってきました。が、携帯電話はまだ没収されたまま、、、

一番返してほしかったのに、、、

その後、警察車両へ載せられヒースロー空港の関係者入り口へ、、、

ヒースロー空港の裏ルートから搭乗

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まず空き部屋のようなところへ通され、またもやお菓子やらコーヒーやらを与えられました。(笑)

テレビがあり、ビューティーコロシアムのような番組が永遠と流れており、3時間ほどそこで搭乗時間まで過ごしました。

そしていよいよフライトの時間になりCAさんたちが荷物検査等をする関係者入り口的なところから入りました。

そこでやっと10日ぶりに携帯電話を返してもらいました。

つまり、8月17日に捕まり没収されて以来10日ぶりのです。

飛行機に乗る10分前でした(笑)

その瞬間まで私は、父親以外のだれにも日本へ帰国することを知らせることができませんでした。(連絡のすべがなかった)

そしてその空白の10日の間に合う約束をしていた友人から心配するラインや、生存確認のラインが多数きていました。

それに返信する時間もなく警察官に両脇を囲まれ搭乗口までお見送りしてもらい、パスポートはなんと大韓航空のCAさんに直接渡されました。(笑)

日本についたら返してもらえると、、

どんな極悪なことをしたと思われたでしょうか、、、

そして無事ヒースロー→仁川→福岡で初めての強制送還は幕を閉じました。

強制送還後、絶対にやること

ロンドンで10日間の消息不明の後急に実家に帰国した私は、家族に携帯をなくしたから連絡が取れなかったと、いつの時代の人間?というような言い訳をし強制送還については言いませんでした(笑)

帰国後、まずぜっっっttttttたいにしなければいけないことがあります。

それは、ホームオフィスに航空券代を送金すること!!!!

これは絶対に忘れないでください。

これを払うのと払わないのでイギリスに10年間入国が出来なくなる可能性があります。

私の場合はトランスファーワイズを利用しました。

そして無事に送金完了を確認し、一件を終えました。

ホームオフィスを出るときに様々な書類をもらいました。

そして、一応すべて翻訳してみたところ

『職場見学中にカットモデルをして、働いているとみなされ不法就労とされました。』といった内容で、不服申し立てをしたい場合は異議申し立て書を提出しろと書いてありました。

私はとりあえずYMSを申請できない時点で不服申し立てやイギリスへ帰るという選択肢はなくなったため、それら書類をすべて捨てました(笑)

今考えたら取っておくべきでしたが、(自分がどういう風にイギリスの移民局に管理されているのかを確認するため)その時は一刻も早くその事実を忘れたくて即捨てました。

その後数日間はぼーーーーっとひたすら実家にいる幸せを噛みしめながら

今後について考えました。

ちなみに強制送還帰国20日後にはドイツに入国していました(笑)

破天荒B型ですねえええ。

文字に起こしたらさらに嫌になりますね。

どこかの国で強制送還入国拒否にあっていたとしても、ほかの国の入国には影響しません。私の場合パスポートにバツ印がついていたわけじゃないのでそこも関係するのかもしれません。

(番外編)入国拒否でスタンプを押されるケース

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私の知人のケースだと、イギリスに観光ビザで6か月入国の途中4か月目あたりでパリに旅行に行き3日後にイギリスにもどってこようとしたときのイミグレにて、、、『お前は何しにイギリスにまた戻るんだ』

『すでに4ヶ月もいただろ』『働いているんだろ』

という感じだったらしく、彼は日本へ帰国するチケットも持っているのにそんな感じだったらしく、1時間近く戦ったそう、、、

その後、イミグレが下した判断は、、、、

『今後6か月間のイギリスへの入国を禁止する』というスタンプ付きで、入国を認めると、、、

このスタンプがあるパスポートでは半年過ぎても観光ビザでの再入国は厳しいかと思います。

彼はイギリスへある日本大使館へ行き、事実と異なるという事を主張しましたが、ここではどうもできないので日本のイギリス大使館へ行ってくださいと冷たくあしらわれたそう、、、。

今は自動ゲートになったのでスタンプは前ほど効力がないと信じたいですね。

ま、私の場合スタンプないけどイミグレに不法就労強制送還の履歴と指紋と顔写真は管理されてますけどね、、、ハハハ、、、


そんなかんじで不法就労を疑われて強制送還になってYMS取り消しになった世界一不幸な女の物語でした。

そんな不幸な女が、どうにかイギリスへ近づきたくて、

ドイツでワーホリを取得するお話に続きます。


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