商業出版への道のり②
①最初の一歩 企画書づくり
私が、商業出版を目指す上でとても参考になったのが、こちらの高井浩章さんのnote記事でした。
こちらの記事の中で、私は「企画書」なるものの存在を初めて知りました。
・企画書とは…?
企画書は、本の履歴書みたいなものです。会社員の方ならすぐ分かるのでしょうけれど、私は技術職なので今までの人生で企画書の作成経験はありませんでした。
企画書は就職試験の書類審査であり、面接試験であります。この企画に魅力があれば採用、可能性がなければ不採用となる大事なものです。企画書次第で商業出版への道のりは決まると理解しました。
私が初めて書いた企画書はこんな感じです。(仮で作成しています)
この仮企画書ではまず通らないでしょう。ですが、項目はこういった内容でいいと思います。そして、この企画書にもう一つ大切な情報を追加します。それが、著者プロフィルです。
私が企画書を書く中で1番苦悩した項目です。
経歴は著書に関わるもの。バイヤーとして何年働いてきて何千人の顧客と関わった。とか、15年以上業界に主事しているとか。著書に関係するものを書き、働いてきた年数や関わってきた人数など、これだけの経歴があればこの著書は信用できると思わせる自分の強みをのせます。フォロワー何万人なども強みになります。そして、著者プロフィルは、企画書を読んでくれた編集者さんに、自分がどんな人間か、そして、この本の情報がこれだけ信用性があり、売れる可能性があるんですと、アピールする大事な項目です。
・著者プロフィルに載せるような経歴がなかったら…?
経歴がなければ、経歴を作るしかないのかもしれませんが、それも簡単ではありません。本の内容に説得力を持たせる強みがなければ、素直に履歴書のような内容を書くしかないと思います。
私自身、著者プロフィルに載せる強みとなる経歴はありませんでした。
あまりにも書くことがなくて、家族構成まで書いてしまったほど。
だから、きっとこんな何もない著者は、本に説得力も影響力も与えられないから出版は難しいのかもしれないと思う様になりました。もしかしたら、どこかに何物でもなくても本を商業出版した著者がいるのではないかと色々な本を探し、著者プロフィルを読むことを続けましたが、私のような何もない著者は見つけることができませんでした。何かを成し遂げた人が本を書く。成し遂げてない人はそのステージに上がることができない?そんな不安が生まれました。
ですが、だからといって本を出版する目標を諦める理由にはなりません。
私は何もない著者ではありますが、企画はきっと良いものなんだと自信を持ち、出版社に送ることにしました。
次回は
企画書を出版社に送る です!
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