【読書】織姫と彦星がデートできる世界になりますように~『聖☆おにいさん(21)』(中村光)~
前巻同様、発売されていたことに気づいていませんでした。
↑kindle版
マンネリではありますが、もはや心地良い境地に入っています。
冒頭、天界に呼び戻される時が来て、バカンスもついに終わりかと思いきや、ネット問題でした(^-^; 弱り切った天のお父様の気持ち、よく分かります。しかし困ったときのセリフが「OH I AM GOD‼!」とは。ブッダ同様、「そうやって言うんだ」と思いました。そしてガブリエル、大事な手紙を『新約聖書』の間に仕込むとは……。
イライラしたブッダの名言です。
ハルジオンが貧乏草と呼ばれているとは、初耳でした。そして「茎の中が空洞なのがハルジオン…これは空洞じゃないのでヒメジョオンですね」って、トマス、謎の知識です。
初耳と思ったら、ウィキペディアさんによると事実ではないそうです。事実だとしたら、その後も戦争を続ける人間の業の深さにびっくりだなと思いましたが。
全身の産毛を20センチずつ伸ばした図、愛子ちゃん以上にイエスとブッダが可愛かったです。
本式ムクロジの数珠に執着するブッダには、ウケました。
シュール過ぎないでしょうか(^-^; ブッダの螺髪を洗濯ロープとして使うイエスもイエスですが。
七夕をディスるオルフェウスの言葉ですが、案外真実かも……。でも「世界から争いがなくなりますように」という願いを放っておけない織姫には、グッときました。
泣けます。早く織姫と彦星がデートできる世界になりますように。
私が知る限りでは、確かにカトリックの方々を拝見していると、天の神様やイエス様より、まずマリア様に祈るイメージです。ブッダいうところの「パンク寸前のコールセンター」って、当たらずとも遠からずかも。
22巻の予告の「神様のゴミ捨てはわりと過激です♡」、気になります。
というわけで(?)、次巻もぜひ読まねば。今度こそは、発売からあまり経たないうちに読みたいものです。
見出し画像は仏手柑です。
↑コミック版
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