見出し画像

読み応えたっぷりです~勝手に応援!「ビッグイシュー日本版」(Vol.401 2021.2.15)~

「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第4弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。


今号は特集は「アリ、1億5000万年の生き方」で、この3月で終わってしまったEテレの「又吉直樹のヘウレーカ!」でも何度も登場した、アリの研究者の村上貴弘さんがアリの世界を紹介してくれます。それこそ「ヘウレーカ!」のアリ特集の時の放送内容を思い出しつつ、楽しく読み進めました。


印象に残ったのは、表紙にもなっているムハマド・ユヌスのインタビュー内の言葉。ムハマド・ユヌスはマイクロクレジットの仕組みを世界中に広めた人で、2006年のノーベル賞受賞者です。

若い人たちに言いたいことは「身の回りのあらゆる問題は、私たちの思考が創り上げたものなのだ」ということです。私たちのものの見方が、現実の世界を創り出しているのですから、違う考え方をすれば、世界は違ったものになるでしょう。思考は行動へとつながります。だから何をどう考えるのかがとても大切。

悲観的に世界をとらえれば、本当に世界は悲惨に満ちたものになってしまうけど、希望をもって世界を見れば、何かを変えられるかもしれない。何しろ頭を固くしてはいけないなと思います。この号は、他にも読み応えのある記事がたくさんありました。


バックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。


コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。


もちろん年間の定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。



この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

記事の内容が、お役に立てれば幸いです。頂いたサポートは、記事を書くための書籍の購入代や映画のチケット代などの軍資金として、ありがたく使わせていただきます。