その時の自分を、最善を尽くして表現する～勝手に応援！「ビッグイシュー日本版」(VOL.407 2021.5.15)～
「ビッグイシュー日本版」を勝手に応援する記事第10弾です。そもそも「ビッグイシュー日本版とは何か」をご説明した第1弾は、以下をご覧ください。
今号でまず印象に残ったのは、スペシャルインタビューのカズオ・イシグロの言葉。
人生ではつねに、その時その時の自分を、最善を尽くして主張し表現しなくてはならないのだと思っています。
重い言葉です。これだけの覚悟を持って自分は生きていないなと、反省しました。
特集の「”調べる”っておもしろい」も興味深かったです。
「国立国会図書館サーチ」や「政府統計の総合窓口 e-Stat」の存在は知らなかったので、機会があればぜひ使ってみようと思いました。
「世論調査NOW!2 90年代から若者の投票率下がる この停滞から立ち直るための希望は？」での、三春充希さんの言葉も重かったです。
私たちを取り巻く困難が社会に起因するものならば、まさにその社会を変えていくことを通じてしか根本的な解決はなされません。
社会を変えるための手段の1つが投票であり、投票率が上がることは、日本が停滞から立ち直ることにつながるかもしれない、ということです。
「自分が投票しようと投票しまいと、選挙結果には何の影響も与えない」なんて思わず、投票には行かないといけませんね。投票日に行こうと思うから億劫になるのであり、都合が良い時に期日前投票をすれば良いのですから。選挙権をちゃんと持っているのに行使しないのは、現在の政治に文句を言う権利を失うことではないでしょうか。
投票に行くこともまた、カズオ・イシグロのいう「その時その時の自分を、最善を尽くして主張し表現」することの1つだと思います。
「ビッグイシュー日本版」のバックナンバーは、街角の販売者さんが号によってはお持ちですし、サイトからは3冊以上であれば送付販売していただけます。ただし今号は6月1日号が発売されるまでは、サイトでは購入できませんので、販売者さんからご購入下さい。
コロナ禍のあおりで、路上での「ビッグイシュー」の販売量が減少しているそうです。3ヵ月間の通信販売で、販売員さんたちを支援することもできます。
もちろん年間の定期購読も可能です。我が家はこの方法で応援させていただいています。
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