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思い込みこそ、幸せの扉を開く鍵ッッ!

私は常々思っている。
「世の中、言ったもん勝ちだよなぁ」と。

そして、今ではSNSによって「まさに今言っている」最中の一部始終が見られるようになったから面白い。
…こんなフワッとした話をしていては誰にも伝わらない。とりあえず、まずはいくつかの事例を聞いてほしい。

自称◯◯がホンモノに

SNSで、ある人のアカウントをよく見ていた。その人はある時から趣味でカメラを始めて、プロフィール欄には最初「趣味:カメラ」と書かれたのだが、2,3ヶ月すると「カメラの仕事のご依頼はこちら」とメールアドレスが記された。

はたまた別の人はあるスキルを持っていて、YouTubeで配信していたところ、チャンネル登録者数が激増。すると、この人自身そのスキルにおいてまだ駆け出しだったはずなんだが、しばらくするとそれを人に教える仕事をするようになった。

私はこの人たちを見て学んだ。とにかく「できます」と言うことの重要性を。
皮肉でも何でもなく、まさに自分に足りない部分だったからハッとさせられた。
本人たちがどの程度自分のスキルに自信を持っているのかは分からないが、ハキハキした物言いから相当自信があるように見える。経験が5年、10年でなくとも、堂々としていればなんとなく安定感が出るのだ。

しかも、ずっと見ているとこちらも違和感がなくなっていくし、そうやって何年も過ごしていればなんだかんだ実際に熟練者になっていく。
そもそも5年やったって10年やったって上達しなかったりセンスがない人もいるわけで、年数というのは問題でないのかもしれない。
とにかく自称。自称が大事。できるって少しでも思ったらできると言ってやっていけばいい。そう心に刻んだ。

一軍に入る方法

自称◯◯は仕事や趣味だけでなく、自分自身のキャラクター付けにも使える。
"スクールカースト"という言葉がある。カースト上位には可愛い子とギャルがいて、下に行けば行くほど地味だ。この"カースト"は個人的に好きな言葉ではないが、「カースト上位の人」と聞けば反射的に「イケイケな人」を思い浮かべる。この人たちのことを"一軍"と呼ぶこともある。

学生の頃、私の友人にどう見ても一軍ではない子がいた。ただの悪口で申し訳ない。でもお世辞にも美人とは言えなかったし、かなりの体重があるにも関わらず休日にボディコンみたいなピタピタの服を着ていて驚いたことがある。

しかし彼女は、常に一軍の子達の中に果敢に入って行っていた。昼休みや放課後などにギャルに混ざって恋バナをする。
最初は一軍女子たちが少し戸惑っているというのを聞いたし、周りもザワついていた。本人が内心自分自身ををどうカテゴライズしていたかは分からない。が、次第に彼女が一軍に属していることに対して誰も何も言わなくなり、気にしなくなった。
最終的に、私には彼女が一軍の人にしか見えなくなっていた。BoAの「タイトなジーンズにねじ込む〜♪」という歌詞の如く、彼女は自分自身を見事に一軍にねじ込んで行った。

自分のブランディングは自分でやっていい

私は長年、自分の評価は他人がするものだと思っていた。まだ何かを始めて1年経ってなければ初心者だし、多数決で「イケてない」と言われれば一軍には入れない。
でも、よくよく考えれば「初心者」「経験者」の境界線なんてどこにあるのかわからないし、一軍なんてものもただの思い込みだ。そもそも「かわいい」の概念なんて時代によってコロコロ変わり、風が吹けば吹き飛ぶ。

だったらもう「自分ならできる」「私はかわいい」と思っておいた方が楽しく生きられるのではないか。それを周りに言いふらせば、ワンチャン事実になるかもしれない。
昔深キョンが「マリーアントワネットの生まれ変わり」と言われた時は何とも思ってなかったが、10年以上経った今でもマリーアントワネットと聞くと深キョンを薄ら想像するし、しっかりイメージ付けされている。「私には霊が見える」と言われたら何となくスピリチュアルの人というレッテルを貼る。

さて、それでは私は自分にどんなラベルを貼ろうか。「カワイイマリコ」「スゴいぞマリコ」「スーパーマリコ」。おお、何だか言ってるだけでエネルギーがみなぎってきた。自分自身を騙すのは意外と簡単なのかもしれない。

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