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海の近くに引っ越してもうすぐ2年。心地よい表現を求めて生きている。

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  • ミュージカル曲の和訳まとめ

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稼げない俳優をどうやって続けてきたか

SAG-AFTRA(米映画俳優組合)に所属する16万人の俳優たちがストライキ中。このニュースや俳優たちの発信を見て、自分もずっと書きたかった「俳優業」について、久しぶりにnoteを記す。 ストの内容に関してはニュース記事など見てください!本当に簡単に言うと「物価上がってるんだからちゃんと報酬見直せ!」という訴えです。 そもそも日本にはSAG-AFTRAに匹敵するような俳優組合がないから比較するのもナンセンス?とは思いつつも、いや、声上げない方がナンセンスな気がしている。まぁ

    • トラウマとストレスと沈黙

      弱音を吐かせてくれ… なんで大事な時に声が出なくなるんだよ〜!!! ここぞというときに調子悪くなって涙。 今日はわたしがここ数年間経験してきた声帯トラブルを 今もなるべく声出したくないのでnoteに綴ります。 自分の身体をうまく理解できずコントロールできない事実に めっちゃイライラしてしまう。乱筆お許しください。 タイトルにあるように、わたしには声に関するトラウマとストレスがあります。はい、あります。 大事な時に声が枯れる、出なくなるといった経験が頻繁に起こるようになった

      • 今日がちょっと楽になる鼻うがい

        #日々の大切な習慣 を書き留めてみようとnoteを開いた。 毎日やっていること、いわゆるルーティーンってなんだろうか? すぐに思い出されたのはこれだ。 Neti Pot(ネティポット)をご存知だろうか? アーユルヴェーダやヨーガで行われる鼻洗浄、 巷で流行りの鼻うがいのことだ。 ここ数年いろんな花粉症で多くの人が悩まされているのは確かで 鼻うがいのCMも見かけるようになった。 わたしは、アーユルヴェーダのセラピストである友人Mさんに勧められたのをきっかけにNeti Pot

        • フリーランス6年目。何屋なのか分からないけど面白い人生。

          大学卒業後、特に企業に就職せずフリーの俳優として活動する道を選んだ。名の知れた私立大学を卒業してこの選択をする人はほぼ0だろう。就職先を知らせるアンケートにももちろん自分がチェックできる選択肢はなかった。 実家で生活費のかからない暮らしをさせてもらっていたから、必死にアルバイトをしなくてもよかったし、本当にありがたい環境だった。「ときめかないことはやらない」頑固な性格が発揮され、進路も就職も結果普通じゃないやり方を選んできた事になる。 ところがどっこい、「稼げない俳優をどう

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        • ミュージカル曲の和訳まとめ
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          バンコクで見た、ゆるい景色と人たち

          パートナーがインドにヨガ留学に行くことになり、そのトランジットでタイ・バンコクに3日間滞在することになり、わたしはニューヨークから帰ってきたばかりだし、2月に家族とベトナム旅行あるから、一緒にタイに行くなんてアイディアは全くなかったのだけれど。 パートナーが通う家の近くのヨガ教室について行ってレッスンを受けた時に先生にふと言われた「希さんもタイまで一緒に行けばいいのに〜」に感化されて勢いで航空券をとった。(笑) バンコクは高校1年生の秋休みに父と2人で行った時ぶり。10年以

          バンコクで見た、ゆるい景色と人たち

          日焼けしたいけど、しちゃダメですか?

          日焼けを気にするようになったのはいつ頃からだろう。 小学生の時の夏休みのアルバムを見返すと、夏らしい小麦色に焼けたわたしが元気なピースサインをしている。家族でプールに遊びに行って、両親もいい色に焼けて、父親は真っ赤になって背中の皮がボロボロ剥けて、というのが毎年の光景だった。あの頃は日傘もまだそんなにさしてる人多くなかった気もする。 記憶を辿ってみると、中学2年生かな?子どもミュージカルへの出演が決まって、夏休みが本番だから5月くらいから稽古が始まった。そこで「日焼け対策を

          日焼けしたいけど、しちゃダメですか?

          カラフルからふる

          2023年、最初の一週間が経ちました、ね。 お正月らしいお正月(=家族とぬくぬくだらだらもぐもぐわいわい)を満喫してたらあっという間だった!紅白ぐらいからもう一度やり直したいくらい平和なお正月だった。 そしていよいよ27年間住んだ土地からお引っ越ししました。家族におんぶに抱っこでちょっと恥ずかしい気持ちもありつつも、それよりもありがとうの気持ちで胸がいっぱい。1年前の今じゃ考えもしなかったことが起きていて自分でも正直処理が追いつかない。笑 と言っても実家から1時間半くらいの

          カラフルからふる

          諦めるのではなく、列車を降りる。

          長い間続けてきたことがあるのって、誇らしいし、 羨ましがられることも多い。 わたしは7歳からダンスを始めて、11歳で初めてミュージカルの舞台に出演して、気付いたら27歳になっていた。ミュージカル俳優歴は16年。数字だけ見ると結構スゴイ。 中学生の時はブロードウェイ俳優になると思ってたし、 日本でもメインの役とかできるようになったらな〜って思ってた。 でもわたしは舞台以外の世界にも興味のあることがたくさんあって、特にここ数年はフェミニズムや気候変動のことを考えない日はない

          諦めるのではなく、列車を降りる。

          #91 みんなで心のキャンドルを

          light ur candle あなたのキャンドルを灯して 人は誰でも何かを想っていると思います。 想ったり、願ったり、祈ったり。 わたしは人と会話をするのが好きです。相手の大切にしているものを知るのが好きです。それと自分の大切にしているものがぴったり重なり合わなくとも、大切にしているものを語る相手の姿にあたたかい光を感じます。 自分が大切にしているものはきっと数えだしたらきりがないだろうけど、一言でまとめてしまうなら「ありのまま生きる」ですかね。うぅっ。ありのままって

          #91 みんなで心のキャンドルを

          #90 「日本のミュージカル業界におけるフェミニズム」というインスタライブをやりました。

          アーカイブは残していないのですが、こちらからざっくりとした内容はご覧いただけます! https://www.canva.com/design/DAE6X0jNNOs/OXJMpaWHvwEjiJpwxBobkw/view?utm_content=DAE6X0jNNOs&utm_campaign=designshare&utm_medium=link&utm_source=sharebutton 当日使ったプレゼン資料です。 レポート内容全部掲載されている雑誌です! 自

          #90 「日本のミュージカル業界におけるフェミニズム」というインスタライブをやりました。

          #89 やっぱりフェミニストでいたい

          2021年8月9日(月・祝)、前日友人に勧められた映画「Promising Young Woman」を妹と2人で観てきた。約2時間、抑えきれない怒りと恐怖と悲しみで涙と吐き気が何度も湧き、見終わった後トイレに駆け込むと身体が微かに震えていることに気付いた。怒りと恐怖と悲しみが、次第に自分に過去の出来事や言葉を思い出させてくれて、今まで感じたことのないパワーが漲ってきた。(←今ここ) そして私は自分自身に誓った。 「やっぱりフェミニストでいたい」と。 1年前の3月、国際女

          #89 やっぱりフェミニストでいたい

          #88 A porchlight to lead me

          私を導いてくれるポーチライト(玄関灯)のようなあゆこ先生!歌の先生、と言えば簡潔なのかもしれないけど、それにおさまりきらない存在。表現者としての母でもあります。そんな先生が私についてめちゃくちゃ胸が熱くなるブログを書いてくださったのでシェアします。 ご縁って不思議だけど、必然のように思えるんだよなぁ。感謝です。

          #88 A porchlight to lead me

          #87 26歳のバースデーソロライブ『Wings』を終えて

          2021年6月21日、三軒茶屋Grapefruit Moonにて、人生初のソロライブを行いました〜!!当初予定していた5月6日から1か月以上の延期をして、ようやく、お客様の前でパフォーマンスすることができて感無量です。 喋る方が得意なのでPodcastでマネージャー&スタッフをしてくれた親愛なる妹と振り返ったのがこちら https://anchor.fm/mare-kasuga/episodes/31-Wings-e13dmi7 「今の自分」を形にしてみることの挑戦、そし

          #87 26歳のバースデーソロライブ『Wings』を終えて

          #86 もっと知りたいLGBTQ+|小中高を振り返る。性への違和感とどう向き合い生きてきた?|アメリカで見た性の多様性。みんなが希望の光を持てる世界に!

          ゲストの二人がに、人生を幼少期から振り返ってもらいました。その時何を思い、周りからどんな影響を受け、自分がどう変化したか、または変化しなかったか。二人の話を聞きながら思ったのは、窮屈な箱に自分を押し込んだり、箱をぐしゃぐしゃに破いたりするのって「我慢」でも「反抗」でもなくて人生を生き抜く術だったのかな、と。そういう経験全てを通して本当に自分が大切にしたいことは何かが少しずつ見えてくる...。まだ私も26になったばかりで、モヤがかかっているところもたくさんあるけれど、こうして素

          #86 もっと知りたいLGBTQ+|小中高を振り返る。性への違和感とどう向き合い生きてきた?|アメリカで見た性の多様性。みんなが希望の光を持てる世界に!

          #85 もっと知りたいLGBTQ+|「知っている」を常識にしよう!知識、情報、自分の想いを周りに伝えていく

          Podcastはこちらから聴けます! https://anchor.fm/mare-kasuga/episodes/28-LGBTQ-e11upsp ゲスト:リアナ https://www.instagram.com/thefruitpeeler/ キャプション引用 https://www.instagram.com/shestands.jp/ https://www.instagram.com/tsumugi2690/ https://jlga.or.jp/lgbtc

          #85 もっと知りたいLGBTQ+|「知っている」を常識にしよう!知識、情報、自分の想いを周りに伝えていく

          #84 もっと知りたいLGBTQ|自分の愛し方と生き方に悩むのはもう終わりにしよう!

          ゲスト:Manatsu https://www.instagram.com/manatsu.tanaka/ Podcastはこちら👇 https://anchor.fm/mare-kasuga/episodes/27-LGBTQ-e11m343 LGBTQ(QIAAPPO2S)について日本語でもっと発信する重要性がある! 3回に分けて様々なゲストをお招きし、たくさんお喋りします。 1回目のゲストManatsuさんは「自分の愛し方、生き方が間違っているのではないか、と悩む

          #84 もっと知りたいLGBTQ|自分の愛し方と生き方に悩むのはもう終わりにしよう!