91. クリエイターを作るものは|鶴巻 敬
1|鈴木敏夫氏のコメント
スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが、こんなことを言っていた。
『顔を突き合わせて同じ時間を過ごす』
『友だちになり、言いたいことをはっきりと言う』
「クリエイターとの付き合い方について考えていることは?」
という質問に対しての答えたのだ。
2|鈴木敏夫氏のスタンス
氏は「宮崎駿」という類稀なる監督と共に歩を進めてきた。
宮崎監督のクリエイターとしての才能を発揮させることが、彼のプロデュースの中において大きな部分を占めていたことは間違いない。
そんな彼の考えでは、
(1)同じ時間を過ごすことで「信頼」され
(2)友だちになり
(3)ズバズバと意見をしていること
が重要だというのだ。
3|友の存在
氏はさらにこう述べる。
『クリエイターは、人と関わる中でクリエイターになっていく』
また、
『その過程で批評家(=友だち)から酷評されることも大事だ』
と述べている。
クリエイターは、一人ではクリエイターたり得ない。
宮崎監督を始めとして世の優れたクリエイターの側には、冷静な目を持つ友だちがいたのだろう。
ところで、私自身はクリエイターではない。
創るという行為はほとんど無いに等しい。
しかし、いつも冷静にジャッジ出来る存在ではあろうとしている。
(それは運営に関してもだ)
それが、私に出来る、
マーチング界への関わり方なのだと思う。
91. クリエイターを作るものは|鶴巻 敬
[ 鶴巻 敬 - Kei Tsurumaki - ]
宮城県出身
2001-08とみやマーチングエコーズに所属。
有志で東北マーチング・バトントワーリング活性化実行委員会を設立し、事務局長を務め「東北マーチング・バトン界を盛り上げよう!」と各種イベントを開催している。マーチング祭にも立ち上げから参画している。
- 宮城県マーチングバンド協会理事
- 日本マーチングバンド協会準公認指導員
- 東北マーチング・バトントワーリング活性化実行委員会 事務局長
- 特定非営利活動法人マーチング祭 理事長
Mail:krkntsurumaki4@gmail.com
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