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 子どもに発達凸凹、発達遅滞など子どもの発達に何らかの問題がある時に
大切にしてほしいことを少しずつ綴っていきます。
今日は 『幼児期や小学校低学年期』の発達期に居る子どもの育て方についてです。

『子どもの発達期を逃さない』

子どもの発達障害を早期発見して、早期支援することの大切な理由がココにあります。
10歳位までの身体も脳もぐーんと伸びるこの発達期にしっかりとバランスよく心身を発達、成長させることが一番効率的かつ脱ストレスです。

私が今までにサポートした子で目を見張るほどの発達、成長した子のサポートスタート年齢は3歳です。
子育てのアドバイスも同時に行うので、月2回たった30分程度のレッスンプログラム提供で効果はすぐに表れました。
レッスン時間はお母さんとのやり取りを含め1時間。
3歳児が集中してレッスン取り組みできるのはせいぜい30分
それ以上になると脳疲労でフラフラしてきますから。

まずは、どんなこと困りが子どもに見受けられたのか?をしっかり理解してください。
『発達障害』ってすごくひろーい障害名なので、同じ障害名を診断されても個々に見えている困りはそれぞれ違っています。
違った形のパズルを全て同じ入れ物にいれることができないように
発達障害は全て同じと思うことをやめてください。
同じように見えていても原因が違うこともありますから
他人の受け売りも注意です。
お母さんがしっかり我が子を観察するのです。

ただ、「発達を援助する理論的関わりは同じ」
それが

脳の発達のバランスの悪さを整え、発達するように子育てする

そんなことできるん?って思うかもしれませんが、
それができるんです。
しかもこの幼児期から小学生低学年の10歳くらいまでには
「親子で無理なく」が可能なんです。

生まれてから歩きだすまでは、ほぼなんか勝手に大きくなっていくでしょ?
(ほんとはこの時期には工夫はできるけれど、乳児期などに発達障害が見つかることって少ないので、タイミングの機会を逃してしまいます。発達に問題が無くても脳のバランスの良い発達はより可能性の高い子を育てるには役立つので、おススメではありますが。)

でも、ある程度、こちらの言うことや自分の最低限の意思表示ができるようになると自分の主張を通したくなる。
これをいつもずっとお母さんが受け入れていると脳の発達バランスが偏ってきます。

それを避けるのに手っ取り早いのが『お手伝い』です。
できるお手伝いを沢山させてください。
嫌がるけれど、そこはお母さんの腕の見せ所でいろいろ工夫して子どもがお手伝いすることが当たり前という風に考えるよう子育てしてみてください。
失敗しても、上手くできなくても叱らないでくださいね。
失敗してしまう時は、上手くできるように手伝ってあげたり、ヒントを上げたりしてください。
それでも、難しい場合は、そのお手伝いは今はまだ早いと言うことです。

さて、いかがでしょうか?
今、正にこの発達期にお子様がいる全てのお母さん!
「お手伝い」必須ですよ~。
なんせ、脳の発達バランス整えるのですから・・・。
今日から是非実践してください♬



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